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ヒキ チビキ ビチー 山を歩いていると、野鳥が鳴いていました。理科の教科書でしか見たことのないものがいました。本当の鳴き声は、とても高く、音楽室のオルガンがブー言うてるときのようでもありました。鳥の名前は、先生に聞くと、知らんとのこと。言うことを聞かない生徒を追いかけている。川にはまりました。ボチャー。 3年1組 原田由太郎 山はきれいで、みどりがたくさんありましたが、工事の業者がおり、うろうろとしていました。木を切り倒すのではないかと思いました。来年の桜が本当に見られるのかなあと思いました。かんきょうはかいは、ホワイトカラーのにんげんが、とめないと、お金のない人は、教育をうけられないので、しかたなく、木を切る仕事しかできないので、ぼくは、いい大学にいこうと思います。算数で90点をとろうと思う。 3年2組 パンチ義秀 オレはお弁当の時間にみんなでいっしょに食べなくちゃいけない、はん行動しなくちゃいけないのは、おかしい。まちがってると思う。オレは一人でも昼食を食べれるし、給食のじかんじゃないから、一人で食べたい人は、一人で食べてもよいと思う。なんでもみんなでいっしょじゃなくちゃいけないのは、おかしい。オレは今度から一人で食べようと思う。 |
他の誰よりも、内向的で、うちにうちに閉じこもった営業員になれば、少しは良いのではないか。 例えば、 段ボールを頭から被ったまま商談する。 声がもごもごする上に、目線を合わせなくてよいので、たいへんべんりです。 電話に出るときは、偽名を名乗る。 全ての電話を、「あなた、掛け間違ってますよ」と言わんばかりに偽名で対応することにより、もうわずらわしい業務や人間関係から逃避します。 報告、相談は全て筆談で。 声を出すのもいやだ、つらい、こわい、億劫だ、うそ、おおげさ、まぎらわしい。そんな心の諸問題を解消しつつコミュニケーションを社内で取るには、もう筆談がよろしいでしょう。声帯なんて実は要らないんだという、逆転の発想が勝ちです。 私は営業車から降りるのがとてつもなく嫌で、いやで、いやすぎて、店の駐車場に20分ぐらい停まったまま、「いやや、もういやや」とだだをこねたりしています。このまますくすく育てば、内向的自閉営業の道を悟ること間違いなし。だって仕事ですから、毎日営業せざるを得ない。しかし内向的である。この二つの条件が癒着しあうポイントとは? 今までになく自閉的な営業のやり方があるはずです。 例えば、みどりいろの汁を口から吹いたりして、「この人はもう限界近くまで頑張っているんだな」と回りに分からせるような演技をするとか。 或いは、みどりいろの汁を座席の周りや営業車の外面にびっしょりと付け、「もう色々と限界が来て、汁を吹いているのだなあ」と回りに分からせるような。 また、みどりいろの そういうわけで、先週「一週間以内に作れ」と言われた資料がほったらかしです。長い言い訳でした。所長、おしっこが止まらなくて資料できませんでした。 (^−^) しばかれるわ わはは。 |
アイアイヨー アイアイ ヨー♪ (^−^) しんどいって もう。 会社に関係することの何もうまくできず、うまくいってないことを誰にも相談も報告もしないので、あとでばれて、えらい怒られる×∞ の状態。 しかし毎日、帰宅すれば11時半とか。ああっ。午前になる; 資料を作らなくては。商談資料が。あああ。 今日も同期のイワタ氏と電話 「しんどいよー、しんどいよう」 「もういやや、もうあかんって」 「わあああああん」 しかし、たかが会社でやっていくぐらい、難なくこなせなくては、何のパイオニアにも なれへんのじゃあ! わた わた わたしは 絶対に 負けない。 私は必ず 己の文体を手に入れ、世の人々を楽しませ、それにより銭を得て、それにより自活できるだけの 力を 有する存在と なる! そのために その第一歩は 営業 会社 賃労働 うぎいーーー。 見ておれ、私は 必ず 必ず、最強の文体を手に入れ、あなたがたを いつまでも 楽しませ 愉しませ 悦ばせて みせる! そのためには 会社にだって 行くさ ばかな学校 みたいだとしても 行くさ 全部 筆談で 喋ろうよ もう。 無能だとしても もうやばいとしても、もう しらない。私は 戦うよ。バナナとヨーグルトで 腹を満たして 戦うよ。 何もかもが うまくいってないけど 戦うよ。 戦って 得るものが あるかどうか 本当に 分からなくて 心底 私は つらいけど、戦うよ。そして、いつか、もっといい文章を 書けるように なるよ。 しんどいな。シンドイナ♪ (^−^)そーれ |
おしりをぶたれると夕飯の豚肉がまずくなるので、ケラ子は目を開けて「何もしてないよう」とわざと笑いました。 おかあさんは顔をしかめて「目の見えないふりをしていたら、本当に見えなくなるのよ」と言いました。 おかあさんが遠くに行き、庭師の手を引いておやしきの中に消えました。 それを見て、「ははあ、お庭のおじちゃんとお部屋に入ると、こ一時間は、出てこないぞ」と日常的な経験から判断がつき、ケラ子は再び行為に没頭しました。 「うおお、たああ。たああ。たああ。うおあああたあああ」 ケラ子は懸命に目を閉じて、暗闇の中で水の感触に生々しく触れながら、たいへんなわめきごえをあげます。 13年後、だんせいと夜を共にするときに、いつもいつも、これとまったく同じわめきごえをあげることになるとは、思いもよりません。なんせ、まだ、6歳ですから。このわめきかたが、くせになるとは、想像に難いことでした。 「あん、あん、あんん、だめ」 おやしきの寝室からは大きなおかあさんの声が僅かに漏れておりまして、木の上の小鳥やばった等はそれを耳にし、はて、なにか、ときょろきょろします。大きな声であえぐ わめくのは、血筋のようです。 さて、庭師がみょうにさっぱりした顔でおやしきから出てきました。労働の後に一ッ風呂あびたというような顔です。 相変わらず井戸水をびしゃびしゃに出して、「うおお、うおおおあああ、たあああああおああああ」等と騒いでいるケラ子を見て、その声が先ほどの、婦人のアレな声にやはり血筋ですから酷似しており、庭師はむらむらと。 まるで機関車がポーというように庭師のむらむらは性急で力強く、それはもう。ああ。 ケラ子の初夜は意外と早かったでした。おわり。 世界名作劇場 提供 ハウヌ食品 |
家に帰ってこれたのは、おじいさんが23:30、おばあさんが0:48でした。桃は耐え切れず、自分でごろごろ転がって二人の家にやって来ました。 しかし、おじいさんとおばあさんは、まだ飽き足らず、二人風呂を終えて後、夜1:20から再び本格的にアレを始めてしまい、前段階のアレも含めて2:42までアレに勤しんでおりましたゆえ、桃の接近に全く気付きませんでした。 朝になると、桃はまたゴトゴト身を揺さ振って、ここにいるよと戸口の前で必死に訴えますが、おじいとおばあの二人は朝6:40から朝の本格的なアレに勤しみ、汗をいっぱいかくほどアレしましたので、桃はしまいに腐ってしにました。おわり。 |
「ちんえもん、なんじゃ、やられたか」 「キャベツの芯や、あつい湯で、さんざんにやられたけえ」 ちんえもんさんは病室のベッドで、照れくさそうに笑った。看護婦が、体温を計るふりをして、針でちんえもんさんを刺そうとした。友人がそれを止めた。 「お前は、何かと、色んな職種のものに、絡まれるのう」 「わしは、ただの、ちんえもんなのだがなあ」 回診中の医師がヨードチンキの瓶をしゅっと投げてきたり、別の看護婦が青緑色をした点滴を刺そうとするので、ちんえもんさんは車椅子で逃げ惑った。ちんえもんさんは大変。 「ちんえもんさん、あんた、共感してくれる人は、いないのかい」 「別件で、ちんたろうさんという人が、うちの蛇口を直してくれたりしたなあ」 「それは修理代とか、どうなんだい」 「別件だから、ただでしたのう。わしは、ただの、ちんえもんやさかい」 「そういえば、お前の嫁さん、どうした」 「茶そばを食べたいといって、信州で、うどんを食べておる」 「なんじゃそりゃ。ちがうもん食うとるやないか」 「とみ子は、両極端やからなのう」 ちんえもんさんはからからと寂しそうに笑った。ビールを買ってくるよ、と席を外した間に、興奮した医師にメスでざんざんに切られ、大変な姿になってしまっていた。ちんえもんさんの姿はもんごういかに似ていた。人の攻撃的な劣情を掻き立てるのかもしれない、と、友人は葬儀の場で思った。ちんえもん |
writer*マー | |
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