音楽療法日記

2003年10月30日(木) 音楽療法

安息の日。ネガ・ファイルをポジにしてもらっている間に、固定資産税を納めたり駅前をうろついていると、石原のぶてるが凱旋していた。テレビで見るより男前だった。それから、またもや自転車に乗っているヴィオロンのマスタとすれ違う。ストラヴィンスキとかシベリウスが鬱病に良いとかいうので聴いてみたら、確かに一聴、旋律が重くて暗い感じだけど、リズムが軽い心音みたいで心地よい。その後、夜のテレビで偶然にもモーツァルトを聴くと免疫力がUPすると言っていた。モーツァルトの耳は奇形で、耳の穴の渦の巻き方が普通の人と逆だったという。やっぱり天才は生まれながらにしてだと思った。


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2003年10月28日(火) 上を向いて歩こう

一日中、雨。欅の枯葉が地面にたくさん貼り付いているのを見て、もう随分黄葉していることに気付く。上を見て歩いてない証拠かもしれない。
引き続き三鷹で勤労。社食でカリーフェアをやっていたので、グリーンカリーで昼餐。平日にこんな激短期労働をするのは余程のぷーばかりかと思いきや、ペアを組まされた2歳下の女の子は手話通訳士を目指して勉強中だと言う。皆、結構、目的を持って頑張ってるんだなと感心。


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2003年10月27日(月) 右脳労働

三鷹で短期契約労働。右脳を刺激する知的労働で疲労する。家から徒歩3分ぐらいのところから来ている人があって、五差路とバザール阿佐ヶ谷の話題で盛り上ってみた。帰り西友で秋刀魚を買ったのだけど、態々トングでつかんで細長いビニールに入れるのが嫌だ。確かに、自分で活きのいいのを選べるかもしれないけれど、日没後は傷だらけで目が窪んだ痩せた秋刀魚しか残っていないのだし、手が血生臭くなるし、面倒なので、店でビニールに入れておいてくれたらいいじゃないかと提案したい。


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2003年10月26日(日) 大田黒公園

大田黒公園のベンチでランチ。「が、しかし」と書いてあるトレーナーを着た、みうらじゅん似の人在り。今日偶然にもSPレコードのコンサート(無料)があるというので大田黒先生の客室でティボーなどを聴く。でも蓄音機じゃなくて普通のプレイヤー。中央沿線にはヴィオロンといい、大田黒公園といい、クラシックの聖地が歩いて行けるところにまだまだ残在するというのは奇跡。荻窪でRが最近専ら凝っているフォーレを二枚購入してヴィオロン。
夜半、父を呼びたててシャブシャブ(国産牛)を食べに行く。


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2003年10月24日(金) 未完成

午前、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を聴いていたら、途中に第9番の合唱が聞こえてきたので、ついに私もベートーヴェンの叫びが聞こえたか!と透徹の領域にトリップしていたら、自分の携帯の着歌がなってるだけだった・・。
ステンド硝子。写真立てが完成して、これを作品展に出すことになる。阿佐ヶ谷はジャズストリートの催しでいつもより人が多くて賑やか。Rが来るまで路上の楽隊を見物。クマリで印度カリーを食べて帰宅。


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2003年10月23日(木) 正しい禿げ方

牛頃、ケヤキ通りを歩いて南阿佐ヶ谷の書原に向かう途中、ヴィオロンのマスターに会う。自転車で出勤途中らしい。どっかのホーム頁にマスターが伊武雅刀に似てると書いている人がいた。そう思って白い巨塔を見ると、確かに頭の禿げ方と不覚な笑みが似ているけども、もっと弱々しい感じです。南阿佐ヶ谷には安いスーパーが多いので松茸を買おうと思って見たけど、カナダ産の粗雑なものしかない。なんで今年は北朝鮮のがないのだろう。


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2003年10月20日(月) 秋の日のプー

プー生活初日。一日が短いような長いような、充実しているような無駄なような。労働しているとそう言うことを考える余裕もないわけだから、精神的に充実しているのかもしれない。半田付け、レコード観賞などする。


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2003年10月19日(日) ネジ式コンサート

自転車ぐるぐる漕いで吉祥寺。サドルが硬くて尻が痛くなる。夕刻より、ヴィオロンのSPコンサート。ヴィオリストのの加藤氏など、常連多数。メンデルスゾーンとブルッフの特集とか言って、ブルッフは一曲だけやんか。そのクーレンカンプ演奏のブルッフ、戦後間もなくの頃の録音が堪らなく良かった。当時のドイツの多くの作曲家や演奏家は、ナチス政権に反対して挙ってスイスなどに亡命している。クラシックの巨匠は現代の人が思っているよよりはるかに、革新的な行動を起こしていたわけです。それにしても、マスターが一回一回、蓄音機の螺子をぐるぐる回す姿が弱々しくて半実仮想な・・。


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2003年10月18日(土) 立川

午前、突然に巡査が訪問。一軒一軒住人の勤務地、緊急連絡先などを確認しているらしき。ピッキーヌでタイ料理を食べてから立川。随分シティに様変わりしたものである。でもあまりに新しいデパートと駅ビルばかりで路面に歴史がない。雨が降ってきて寒い。国立まで歩いて(はっきり言ってかなり遠いです・・)マーラーの歌曲など、レコード数枚買って戻る。鍋屋で食べて帰宅。


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2003年10月17日(金) 在るべきところに、在るべき人。

最終出動日。パラグライダーを趣味にしているK子さんが、明日から槍ヶ岳に昇ると言うので、登山の経験があるのかと聞くと、全然ないという。心配。ISOの最終提出資料を修正して業務終了。ISO担当のM神さんも来週からソフトの開発現場(巨大電気機器メーカー某S)に戻って常駐になるという。めでたし。技術職の人がISOなんかやってはいけない。
さて退社しようとすると、部屋中の人が、大袈裟なぐらい名残惜しんでくれるのでありがたかった。
そそくさと出てステンド硝子。漸く半田付けにかかって、何とか作品展に間に合いそう。良かった。
Rが残業。政党Jのマニフェストを作っているらしい。


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2003年10月15日(水) 酒池肉林

勤労。朝行ったら、席替え完了していて、これ驚愕。この会社に来て七ヵ月、席替え五回。ボーリング大会が没になり、宴となって、K島さん、F留さん、N山さん、直属上司のM神さん、I君、飛び入りで夏に退社したF原さんに、送別会をしてもらう。店も洒落ていたし、品が良くて気の置けない人達ばかりだったので良かった也。午前様様。


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2003年10月14日(火) 鬼門

勤労。またまた侵入社員あり。たった30人程度の事業所に、(K島+K村+H本+K澤+N山)×2と、同じ名前が多くて訳がわからない。明日ボーリング大会をしようと言い出したY澤さんが転んで捻挫で休んでいる。全く以って不幸に見舞われた会社である。北東鬼門のテナントだからか。


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2003年10月13日(月) ヨンヨンレコード

妙な天気。雨が止んでからヴィオロン。最近は割りとマナーのよい客が多くて静か。ブラームスの弦楽五重奏をリクエストしておいて眠ってしまう。ゴーゴーレコードでバルトークの弦楽を購入。オドロオドロしい。阿佐ヶ谷のレコード屋は、どうもサンサンとかゴーゴーとか、60年代のGSみたいな名前である。
夜、隣のSさんがやってきて、二箇月間沖縄に行くのでゴミ当番をお願いしたいと頼まれ、不動産関係の相談もあって、宅にお邪魔する。こんな広くて天井の高い家にひとりで住んでいるなんて羨ましい。しかも兄弟姉妹に藝大卒、モンゴル大学卒、NY在住など輝かしい経歴を持った人ばかりで圧倒されて帰宅。


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2003年10月12日(日) 港町横濱

世の中便利になったもので、30分少々で横濱に行けるのだから。関内のユニオンでさすがは港町、輸入盤がいっぱい。中古レコだけで四千円以上購入。マルッリのギター曲、パガニーニのギターソロなんて極レア。
元町の方まで歩いて行くと、何かの祭典で人が多い。霧笛楼で喫茶す。どこで飲んでも珈琲が美味しくない町だなあ。大体横浜の人間は皆ティを頼んでいる。中華街も人多し。前回と同じ均昌閣で一人5200円の晩餐。


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2003年10月11日(土) スッカラカン

新ぶら。新しくなったスカラ座を覗いたけれど、アンティーク風な新しい店構えで、薄っぺらな感じ。お客も入ってない。歴史があるからこそ人が集まるのに、駄目だな。レアで良く知らないけど安いので、レコードを1ダース買ってからヴィオロン。土曜だけど奇跡的にライヴがないので嬉しい。二人だけで4曲もリクエストしちゃったり。バッハのヴィオラ協奏曲が良かった。


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2003年10月10日(金) 芸術の秋、読書の秋。

金曜の安息日は久しぶり。夕刻、ヴィオロンに行ったら、お客が他に二人だけで静か。掛かっている曲からしてマスターの趣味ではないから隣席の青年がリクエストしたんだろう。もうひとりのお客は二時間近く身動き一つしなかった。死んでいるように・・。ドビュッシーのフルート、ヴィオラ、ハープのソナタ。こういう異形な音楽を作り出したのはドビュッシーだと、人は言う。暫し読書ノ秋。歩いて荻窪に行ってステンド硝子。作品展に間に合わせるために必死でごじゃる。
夜、デルソルで南仏式晩餐。こういう店でも平均年齢が高い町である。蝸牛が美味しかった。


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2003年10月09日(木) 秋の日のヴィオラ

今日は安息日。秋の日に、パガニーニのギター、ヴィオラ&チェロとか、ブラームスの弦楽六重奏など聴く。渋ーい。ヴィオラの人の声のような、やさしくあたたかく、それでいて哀愁ある音に共鳴。
http://www5.ocn.ne.jp/~choroh/song/index.htm
外にいるのと違って家の居間になんかいると冷えるねえ。お腹下したわ。そろそろ灯油の準備をM燃料店、って多分この辺でいちばん早い注文になりそうな・・。


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2003年10月08日(水) 乱子

勤労。ISOの登録審査始まる。事務局専任の社員がいないものだから、とってもチグハグ。N山さんに、江戸川乱歩の江川蘭子を貸してもらう。


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2003年10月07日(火) しゃっくり

勤労。COOに呼ばれ、週五日で出られないかと問われたので、それは一寸、といってやんわり断る。で、即座にパート募集の広告を出したらしく、私が見たのと同じ求人メルマガに募集が載っているのが、うちにも届く。ププ。
最近、胃酸過多気味。昔からしゃっくりがよく出るのだけど、これも酸素の吸いすぎとか胃の動きが良すぎるとかの原因らしひ。特に電車や飛行機、エレベータなどの乗り物の中でしゃっくりが止まらなくなること暫し。


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2003年10月06日(月)

勤労。営業のK村さんが、京急のホームで人に倒されて救急車で運ばれたという。でも、病院の名前も不明で人事に診察券も提示しないらしく、なんともいと怪しき。解雇になったT口さんといい、K村さんといい、救急車とかなんとかいって、子供っぽい嘘を吐くような輩が多い。全く以って男は嘘が下手だな。


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2003年10月05日(日) ヴィオラの調べ

高円寺散歩。屋台のシャム料理屋でカリーを昼餐。雪駄とか下駄を履いてる人が普通にいるので、奇麗な格好をしている方がカッコ悪いような町である。ここではブランド物のバッグを持っているギャルは、恐らく風俗嬢のみである。レコードを十数枚購入してヴィオロン。夜からヴィオラとピアノのライブを見る。この夫婦の演奏を見るのは二回目だけど、最近のヴィオロンで唯一と行っていい程、本格的な演奏が千円で聴ける。ヴィオラの音がこんなに表現豊かなのかと思うと泣けるね・・。


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2003年10月04日(土) 死重奏

未だ時差ボケであり、夜なかなか寝つけず、日中眠い。起床時間も遅い・・。
吉ぶら。ぶぶかで油蕎麦に酢を入れて昼餐。ベートーベンとシューベルトの弦楽など数枚購入。世間一般的にベートーベンは交響曲かピアノ曲が有名だけど、晩年の弦楽四重奏が断然良い。弦楽の重奏というのがいちばん作曲が困難でどの作曲家も死期が近づくにつれ、チェロとかの音の重い弦楽器に挑むらしい。
ボガで一服して、父を呼びたて釜飯2つと焼鳥で晩餐。うちの父親というのが昔から小食でアルコホルも飲まず、殆ど果物と野菜と饂飩しか食べないような人なので、このような食事は稀。


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2003年10月03日(金) 金曜日午後3時、厭世。

勤労。今日は少し余裕が出来たため、眠眠。夕、ステンド硝子。Yカルチャーセンターで受講しているのだけれど、中に「マーラーの生涯」というコースがある。金曜の午後三時に荻窪でこんな陰鬱な講座を受講する人がいるのだろうか。だいたいマーラーなんて主婦の聴く音楽じゃないし、定年退職したような人が聴くにはあまりにも厭世的過ぎる。悩ましき青年期に聴くべき音楽だと思うのだけど、来週辺り見学に行ってみようか。


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2003年10月01日(水) ある都民の一日

正午頃起床。完全に時差呆けである。昼、蕎麦を食べに行ってから、久々のヴィオロン。日本にもこういう白熱電灯の空間があることにホッとする。
ベートーベンの弦楽四重奏をリクエスト。Rも風邪気味で薬を飲んだ所為か即寝。今日から駅前周辺(家の近くも)が路上禁煙となる。まあいいことじゃないの。私は煙より喫煙者が燻製臭いのような、肉が腐ったような臭いがする方が気になるんだけど。
旅行の写真を見る。一眼レフのが意外にもよく撮れている。ただ、日本のフィルムは蛍光灯の下ではくっきり写るけれど、白熱電球には弱いのか、室内で撮った分がかなりオレンジ色っぽくなってしまっていた。
夜、カリーを作って晩餐。


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