音楽療法日記

2003年11月30日(日) 昼の歌舞伎町

寒そうで温い、暖かそうで涼しいような、天気が微妙な最近。
昼、大学時代の友達5人と新宿歌舞伎町で会合。Aちゃんの結婚式の写真など貰う。久しぶりに会ったのに、久しぶりって感じがしないのは何でだろうか。やっぱり歌舞伎町は夜の町だと思った。夜、鰤鍋を晩餐。


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2003年11月29日(土) 臨海

臨海線で台場に行った。線路が増殖して便利になったものでだ。だけど海辺は風が強くて、磯臭くて体質に合わぬ。Fテレビ、温泉など行ってすっかり健康。赤カリーを食べて無料循環バスに乗ったら、グルグル回るので車に酔った。家に着いても胃がうごうご言って調子悪くて不健康。


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2003年11月28日(金) あるがままに

夕、ステンド硝子。唇の部分で苦戦する。傍に、自分が思う様に上手くできないのを先生の所為にして文句を垂れる人があって、呆れた。完璧主義も人に求めるような人間はただの愚図だと思う。私はこういう大人になりたくないと思った。
時折、自分でも意識して、森田療法の「あるがままに」という思想を持ちたいと思う。理想ばかり追求せず、自分の本来の姿を受け入れようとする気持ち、大事だと思う。大杉漣もサインにいつも、「あるがままに」って書くそうです。人にそう言われると救われる気がします。


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2003年11月26日(水) 最終章

午前、シューベルトやベートーベンの弦楽四重奏、晩年気の作品を聴く。渋くて深い。昨晩、大江健三郎氏がNステでレイト・ワークについて語っていた。死期や自分の集大成を意識して作品を作る人と、そうでない人の違ひ。のたれ死ぬにも、突発的に死ぬにも、何を表現してきたかを常に意識している人の作品は違う。
四重奏は死重奏で、音の折り重なりが走馬灯に似ている気がする。

午後、会社に新しい原稿を取りに行ったら、社長に会った。イエローキャブの社長又はアリス谷村に似ている。帰り、Jクリニック。夕方になると頭が重くなる。


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2003年11月24日(月) レコードの厚み

新宿で中国粥を食して、Yカメラでテクニカのレコード針のカートリッヂを購入。7万Hzまで再生可能というツワモノの入っている硝子ケースを見物。夜、父を呼び立ててちゃたんで焼肉。
レコードよりCDの方が音が良いに決まっていると思っている人は、50〜60年代の初回録音盤などを聴いたことがないから、そんなことをいうのではないかと思う。70年代以降に発売されたレコードは、コスト削減のために塩ビが薄い上に、埃や傷がつきやすくて音が雑なのだけど、60年代初期のレコードは重くて分厚い上に、音が生に近い。こういうのを聴けば高周波の共鳴が知覚できる、ような気がするんだけどなあ。


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2003年11月23日(日) ボロディン

義父母が上京しているのだけど、兄弟の資産管理だとかで親類の処に泊まっているらしくて、会えず。中野で牛舌を昼餐。偏頭痛と寒気と倦怠がする。感冒若しくは自律神経失調症と思しき。ヴィオロンに行ったら、バイト急募の貼り紙があった。マスター相変わらず忙しそう。最近、年配の客が多いけど、これが本来の姿かな。
自律神経失調症にはボロディンの交響曲二番が良いらしい。ボロディンは旧ソの化学者です。


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2003年11月22日(土) 澁谷の若者

渋ぶら。RはKでもやし麺、私はNY式飲茶を、別ランチ。おばはんに声を掛けられ、アンケートお願いしますと言って見せられた紙に、高校生から23歳までと書いてあるので、年齢上回ってますと言ってやんわり断る。興和で硝子とドイツ製の型紙を買って原宿から帰宅。サンサンでレコード30枚ぐらい買おうと思ったものの、重いので半分は明日買うことにした。最近、ジャケットの作り、盤の硬さ、重さで良いレコードかどうかを見分けられるようになった。
福寿庵で穴子天と掛け蕎麦を食べて帰宅。


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2003年11月21日(金) おどろおどろし

昼餐に江戸紫と浅利のパスタを拵えたら、これがけっこう絶品だった。午後、飯田橋に所用の後、会社に原稿を取りに行こうかと思ったけど、時間がなくなったので辞めて荻窪直行。手首が痛いけどステンド硝子。先生とYさん、Sさんなどが鼠の死体やヤスデムカデなどおどろおどろしい話しをしている。やっぱり半田鏝や硝子カッターなどを扱うおばはんは、マニッシュである。


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2003年11月20日(木) ヘンゼルとグレーテル

S氏の原稿、出版者に確認を取って、0校から初校出しを会社にお願いする。
カラー・セラピー。二種の色のついた液体が入ったボトルが百以上並んでいて、そこから気に入った組み合わせを四つ選ぶ。で、選んだ色の組み合わせで精神状態とかを診断するというのがあるのだけど、2番目に選んだのが、「ヘンゼルとグレーテルの、ヘンゼル」を意味するというボトルだった。
家に帰ってきたRにも選ばせたら、2番目に選んだのが、面白いことに「ヘンゼルとグレーテルのグレーテル」を意味するボトルだった。
あの、残酷なグリム童話の。少年が私で、少女が夫か、と思った。


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2003年11月17日(月) Jクリニック

実はここのところ情緒不安定気味なのであって、でもそういうことは10年ぐらい続いているのだけれど、今は時間にも余裕があるわけなので、その種のクリニックに行くことにしました。午前、Jクリニック。以外にも患者は中年男性が多くて吃驚。もう、特別の人だけが行くところではないのかもしれない。寒気、震え、頭痛。
その後、わおんで再びパーマネントをかけてもらう。寒いなあと思っていたら、玄米茶を入れてくれて、嬉しき。ここの昔の日本の土間みたいな空間が好きなんだけど、客もお婆さんが多いのはその所為かもしれない。
夕方、微熱。喉も痛いので感冒らしい。


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2003年11月16日(日) キャンセル

吉ぶら。井の頭公園、紅葉にははまだちょっと早い感じ。ユニオンが異常に安くて、ウェストミンスターの輸入盤が300円コーナーにザクザクと入っている。フォーレのレクイエム(最高傑作)、ハイドンの室内楽など色々購入。パンを買ってVに行ったら、もうすぐSPコンサートの準備をするから一回閉めるという。マスタに一回帰ってまた来たら?とか言われたものの、シャンソン特集だし、面倒臭くなって行くの辞める。予約キャンセル。


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2003年11月15日(土) 室内楽

午前、H氏が来客。交渉、保留中。タイ料理の赤カリー弁当を買ってきてもらって昼餐。午后より荻窪の音楽祭を無料にて見物。バスも入れて二十人ぐらいの弦楽団でドヴォルザークなど聴く。チャドウィックの弦楽セレナーデなどはマニアックの極、本邦初演かもとのこと。やっぱり室内楽がいい。夜、父を呼んで晩餐館。


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2003年11月14日(金) 神田川

六月に実をつけた木苺が、今また実をつけている。買ったときは二期なりだと知らなかったのでお得な気分、しかも雨で果実が腐ってしまうこともなくて、とても美味しい。
午后、会社に原稿を持って行ったら仕事用の携帯を渡される。持ち物が増えて一寸面倒。神田川渡って駅までの道が昭和の面影、角を曲がるごとに昔ながらの町名が変わる。都心の真ん中にこういう界隈が残っているのが素敵。地下鉄経由でステンド硝子。帰りRとチャイナの晩餐。


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2003年11月13日(木) 鶏の卵巣

昼、モスに昼餐に行ったら、恐らく有線で、妙なことに交響曲が流れている。ファストフード店でもクラシックがかかっていると少々美味しく感じるから不思議。D街で珍しく鶏の卵巣が売っていたので購入。うう、懐かしい。筆者にとってのお袋の味である。約二十年鰤だよ。でもRに、これは鶏の卵巣で未成熟の卵子なんだよ、なんて言ったら絶対食べないから、食べ終わるまで内緒にしておこう。ひひ。
なんて思っていると、すぐ脇をヴィオロンのマスタが籠を持って買い物していた。あわわ。名曲喫茶のマスタなんて暇人だと思われがちだけども、マスタはタイ料理屋とタイ古式マッサージ店も経営しているのであって、頭が禿げるほど忙しいのです。
たまには交響曲もいいものだと思って、バーンスタイン式チャイコフスキの悲愴を聴いていたら、唸り声らしきが入っている。恐怖。


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2003年11月11日(火) 茄子、胡瓜で流血

寒いので、終に石油ヒーターを点火。午后より大江戸線で青山のS舎に挨拶に行く。ここの出版物の校正を委託されることとなる。
帰り、西友で買い物中、米茄子がバラ売りされていたので掴んだらヘタの棘が刺さって流血。酷い、棘注意ぐらい書いて置け。この呆け茄子が。そういえば以前にも、バラ売りの胡瓜を掴んだところ、血がベットリ手についたので、店員に「胡瓜に血がついてますよ」と報告したことがある。胡瓜の棘で流血するとは思えないけれど、血液感染症などに罹ってはたまらない。
あと、あれ。バラ売りのところにおいてあるビニール袋の口が開けられなくて困る。手が脂性の人はいいけど、なんとかして、西友。


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2003年11月09日(日) 棄権

昼、S中学校に投票に行ったら長蛇の列になっているので、待たせるとは何事かと憤慨して投票を放棄、捨て台詞。高円寺に行って、印度カリーを昼餐。中野に行く途中、ポメラニアンの繁殖屋。環七の空気の悪いところに可哀相だ。レコード二枚買ってV。夜、鍋料理を晩餐。
選挙へ行こう、行くべき、などと言う前に、私はあの選挙管理委員だか、投票所のお役所的な対応が気に入らない。大体、年寄りが杖をついて列に並んでいるというのに、何で奴等は座って偉そうにしてるのか。そういう態度から改めろ。


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2003年11月08日(土) セロ弾きデュ・プレ

後悔屋で支那蕎麦を食べて下北沢。なんか活気がないっていうか、以前より落ち着いちゃっている気がする。若人は何処に行った。サンサンでボロディンの弦楽カルテットとか買ってV。すぐ眠ってしまって、サン・サーンスのチェロ協奏曲、デュ・プレ演奏のをリクエスト。ドレスの裾を腿まで捲り挙げてチェロを弾く姿がいい。って、見たことないけど。女性の弾くチェロが格好いい。
ワビがあってサビがある型どおりの現代のポップやロックより、聴いてみたい音楽は果てしなく多い。


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2003年11月07日(金) 初仕事

午前、思い立ってステンド硝子用の時計のデザインをする。右脳が活性。午后より出社。東西線は昼間っからぷらぷらした若者が多いな、と思っていたら早稲田でどっと降りてどっと乗ってきた。これが今時分の早大生ってやつか。会社で早速、化粧惑星だか植物物語だかっていう題名の詩集のゲラを渡される。実に左脳を使う業務である。硝子や原稿が重い鞄を抱えて、荻窪に行ってステンド。意外にも皆にデザインを誉められる。Rと待ち合わせてまるりで洋食。


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2003年11月05日(水) 双方合意

午前より神楽坂のI社。ソーホーで書籍の校正の仕事をすることになった。
社長直々メール、電話をしてきたし、本人、嫌にガツガツした印象もないので、まあインチキ会社ではないだろうと思う。飯田橋まで歩いたら足の豆が痛くなって、新宿に移動。ハンズで時計の機械部と針を購入。ステンド硝子で文字盤を作るため。
焼酎が飲めるモニターアンケートがあるといって、午後一からエタノール臭くなって、麻呂が描かれた御札を二枚貰って帰宅。


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2003年11月03日(月) 不動産

筋肉激痛。午前、不動産コンサルのH氏が来客。大きい買物なので慎重になるのは当然のこと。午后よりヴィオロン。350円の濃厚な珈琲にブランデーを入れてもらって、ボッケリーニとブラームスの四重奏などRと二曲ずつリクエストする。考えてみればかなり図々しい客かもしれない。やっぱり少人数でやる演奏の方が好みである。サンサンでパガニーニのヴァイオリン協奏曲六番(遺作)を買ってかえる。


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2003年11月02日(日) 奥多摩登山

起床四時四四分。各駅停車で奥多摩。そこから六つ石山を登山する。今回、登山口と山頂の標高差は1100Mで、これが急坂続きで正直きつかったなり。寝不足の上、新しいトレッキング・シューズで肉刺ができたし、耳もつんつん。ところが、すれ違う人話しを交わす人は殆ど、東京最高峰の雲取山から歩いてきましたとか言っている。一体何者なのか。凄過ぎる。中にはこんな山中を自転車で走行している人あり、恐ろしき。
午后六時過ぎに戻って、デルソルでピザ、パスタ、サラダなど食して、足を引きずって帰宅。


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2003年11月01日(土) 作品展

ステンド硝子の作品展でがあり、四谷に向かう途中、神明宮の骨董市を覗いていたらヴィオロンのマスタに会った。まったく良く会うなあ。
自分はフォトフレームにザルツブルグの雪景色の写真を入れ込んだのを出展。先生や先輩方々に挨拶だけそて、混み合っているのですぐ引き上げて、四谷三丁目で香港料理の昼餐。そのまま新宿まで歩く。淀橋カメラでレコードの針を買おうと思ったけど、取り扱ってないと言われる。阿佐ヶ谷に戻って、ヴィオロン。最近何故か、空いている。一時期、一見が増えて常連が少し減った所為かも知れない。弦とピアノの音だけ聞きながら暫し昼寝。交響曲はほとんど聴きません。音が多すぎるので。
サンサンで十数枚買って2200円。Rが最近持ち歩いているレコード用マイバックに入りきらず。牡蠣フライ食べて帰宅。


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