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無痛分娩のための麻酔学級(36w5d)
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2003年09月29日(月) |
今日は無痛分娩を希望する人のための麻酔学級というものを受講しに、けいゆう病院まで行ってきた。
内容としては、無痛分娩をどのように行うかとか、副作用とか、メリット・デメリットなどの説明を1時間ほどしていただき、質疑応答があって終了。結論としては硬膜外麻酔による無痛分娩は素晴らしいの一言に尽きる。副作用も殆どなく、お産の痛みを殆ど感じないくらいまで軽減してくれるのだから文句のつけようもない。
とにかく、けいゆう病院の無痛分娩の弱点は、平日9時〜4時頃まででないと受けられないということだ。この時間帯に子宮口が5cmくらい開いた状態であればいいらしい。
お産が大抵夜起きることを考えると、結構な低確率だ。実際、けいゆう病院での無痛分娩の割合は全分娩数の10％だという。絶対にもっとたくさんの人が無痛分娩を希望していると思うので、無痛分娩できた人は、くじで「当たり」を引いたようなものだろう。
無痛分娩したいよー。やっぱり痛いのはイヤだ！
って考えたら、第1希望：無痛分娩、第2希望：和痛分娩ってことになるのかな。ということは立会出産は出来ないってことになるか･･･。
はぁ。
けいゆう病院内の至る所に、病院理念を書いた額が飾られているのだが、そこの第1項目目に「患者様中心の医療」とある。お願いだから24時間365日無痛分娩をやってくれ〜。それがこの病院でお産したいと思う人の共通の願いだと思うのだけど。出来ない事情もわかるけどさ･･･。
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10ヶ月検診(36w1d) 無痛分娩できなかったら･･･
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2003年09月25日(木) |
今日は10ヶ月検診。10ヶ月に入った昨日から、お腹の張りが今までになくキツイし、しかも一日に何度もある。今までこんなカチンカチンに強く張ることはなかったのだが、臨月に入ると良くあることで、別にお産の兆候でもなんでもないらしい。でも、ちょっとドキドキ。
今日は待ち時間の間に、看護婦さんと、お産についての打ち合わせがあった。基本的に私は「無痛分娩」希望だが、平日の昼間でないとやってもらえない。けいゆう病院は救急病院なので、夜になると事故などで運ばれてくる患者さんの手術を優先する。そのため麻酔科医が足りなくなり、夜の無痛分娩は出来ない、とのこと。
お産は大抵夜になるので、無痛分娩できる可能性は少ないと私は見ている。なので、無痛分娩できない場合どうするかを決めなければならない。選択肢は二つ。
�］堕吠�娩･･･麻酔を使って痛みを6割程度軽減する。鎮痛剤や麻酔で朦朧とした状態にして痛みを強く感じないようにするらしい。立会分娩不可。
�⊆�然分娩･･･フツーの痛い分娩。個室にすれば立会分娩可能。この場合、私は立会分娩を希望するので、個室料金16万円UP！！
�，力堕吠�娩は、意識が朦朧とするっていうのがイマイチかなぁ･･・。泥酔状態のようになるらしい。それに、和痛といっても結構痛いという経験談をよく目にする。
それなら、�△亮�然分娩にして夫に立ち会ってもらい、そばで励ましてもらうほうがいいのかなと思ったり。でも16万円UPって高すぎ。
ちなみに無痛分娩は神経をブロックして痛みを感じないようにするので、意識ははっきりした状態で痛み無く出産できるらしい。また、看護婦さんが言うには「自然分娩と和痛分娩では痛みはかなり違いますよ」だそうだ。
迷いに迷って結論を出せず、「来週までにおうちの方と話し合ってきてくださいねー」と言われて終わった。
う〜〜答えが出ない。ただ、お産をけいゆう病院ですると決めた理由は、「みなとみらいの海のそばでベイブリッジが見える」とか「新しくて綺麗」とか「信用できる大病院」とかいろいろあるけれど、「無痛分娩のパイオニアだから」というのが結構大きい。そう考えると、ここで高いお金を払って自然分娩することに果たして意味があるのか？というケチな考えも浮かんだり。自然分娩でいいなら、もっと安くていい病院がいっぱいあると思うのだ。夫は好きなようにすればいいといってくれるのだけど。あう〜。
はぁ〜。365日24時間無痛分娩やってくれる病院にしとけばよかったかも。でも、そんな病院あるのかな？
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10ヶ月突入(36w0d)
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2003年09月24日(水) |
今日から妊娠10ヶ月。あと1ヵ月後には家族が一人増えているのか。全く実感がわかない。
9ヶ月間妊婦生活を送ってきて、臨月を迎え、母性本能も心の準備もばっちり！と他人は思うのかもしれないが、はっきり言って、そんなことは全〜然ない！
身体の変化を自覚するたびに思ってきたことだけれど、心に関係なく、勝手に身体が母になっていく感じだ。私は相変わらず私という一人の女のままで、母親という意識は欠片もない。それでもお腹は大きくなっていくし、胎動は激しくなっていくし、体は思うように動かなくなっていくし、おっぱいからは母乳のなりそこないのような分泌液がじわりと滲む。身体の変化に、心は戸惑いながらも追いかけて、なんとかついていっている感じだ。
なにはさておいてもお腹の中のこの子供を守るぞ！という意識だけはさすがにあるのだけど、母性本能と言うにはまだまだ弱い。
子育てをしながら女は母になっていくのかな？お腹の中に子供がいることで親になることを早くから実感できる母親より、父親のほうが父性の目覚めは遅いとか、親になる実感がなかなかわかないとか良く言われる。けれど、こんな風に臨月になっても親になる実感が全然ない私は、夫と二人三脚で一緒に育児を通して「親」になっていくのかもしれない。それはそれで「二人で子育て」を自然にすることができていいのかも。
それとも、出産という体験が女を一気に母親にするのかなあ。
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