ILLY'S LOVE RING
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2002年04月30日(火)

ねえ、求める理由、わかってる?
私が抱かれたがる理由。

そのときだけは
一番でいられるような気がして。
そのときだけは
信じられるような気がして。

話すより
いろんなことを教えてくれる。
そして
話すほど
近付かない。

滑稽なくらい
好きになって
馬鹿みたいに
夢中になって。

自分の気持ちだけじゃ足りない。
返してもらわないと
どうしようもなくなる。

全部知りたい。
教えて欲しい。
会ってくれますか?
話してくれますか?


2002年04月29日(月) 記憶

忘れた訳じゃない
思い出さないようにしただけ
傷跡がうずく
とっくにふさがったはずのが
爪で引っかいたのは誰?

思い出は時に不安を呼ぶ
過ぎた時は真実を覆い隠す
現実は過去に埋もれてく

生きるってことは
絶え間ない変化
変わらない物は
変化するという事実だけ
闇が魅力的に映る
すべてを飲み込み
包み込み
変化を覆い尽くす
表面を取り繕っても
意味がないことくらい
知らない訳じゃない
それでも
現実から目を背ける
大した重みもないのに…


2002年04月28日(日) Ring

指にはめた、サイズの合わない指輪。
気を抜くと抜け落ちてしまう。
これをなくしたら、
全てが終わってしまうような気がして、
みあたらなくなるとパニックを起こす。
でもきっと、
あのひとは、
なくなったって気付かない。
私なんて、
その程度の存在だから。
どうかするとなくなりかける、
そんな指輪が、
この恋愛の象徴のような気がして。

なんで泣くんだろう。
なんで怒るんだろう。
なんでこんなに。
何が原因だろう。

壊れてく。
もしかしたら、
もう壊れてるのかもしれない。
それでも、
指輪を無くしたら、
はめていた指に
ナイフで切りつけるだろう。
これは、
私にとって、
その程度のもの。

生きたいとは思わない。
死にたいとは思わない。
ここにいたいと思わない。
消えたいと思わない。
したいことなんてなにもない。
ただ、
何かで埋めたい。
闇なのか、
穴なのか、
わからないけれど、
なにか、
心を支配しているものを。


2002年04月27日(土) そうだね

人は変わるんだよね
考え方も
外見も

なんでもいいけど

眠るときの小さな願い
このまま目覚めませんように

眠ったときに
夢を見て
その夢は
現実の続きで
また
小さく願う
早く目覚めますように

悪夢にとらわれるなら
眠りたくない
現実に潰されるなら
目覚めたくない

時々迷う

現実か
夢なのか
どちらかだと
どうして断定できる?


2002年04月26日(金) 疑問

わかってほしいのは、わがままですか?
訴えることは、負担ですか?
信頼は、無意味ですか?
声を聞きたいと願うのは、
会いたいと願うのは、いけないことですか?

恋人に、求めていいのは、なんですか?

一日誰とも話さない日があること、知ってますか?
連絡を待っていることを知ってますか?
携帯から離れられない私を、
私の感じる孤独を、
消滅願望を、
ストレスを、
ほかの人を求める気持ちを、
あなたに理解してほしいと願うのは、
なんとかしてほしいと願うのは、
助けてほしいと思うのは、
筋違いですか?


2002年04月25日(木) 不安

このまま消えても誰も気にしない
特急電車を見ながら
飛び込んだら、
とか考えて。
誰かに必要とされてる?
でも、誰かに必要とされても、
一番必要としている人に
必要とされないなら
そこに意味を見出すのはとても難しい

毎日不安。
私なんか要らない。
考える頭は要らない。
悩む心はいらない。
淋しいのも、悲しいのも、
不安なのも、皆要らない。

いらないものが多すぎる。
全部リセットするには、
全部消すためには、
私が消えればいい。


2002年04月24日(水) 朝?夜?

今AM4:00。
寝てない。
鳩が鳴いてる。
外は暗い。
私は、元気です。
たぶん、きっと。
夢って、なんだろうね。
各種新人賞に応募できる話を書くのも、
職業につくのも、
結婚するのも、
恋人と幸せに暮らすのも、
眠った時に見るのも、
みんな、夢なんだよね。
「叶わない願い事だから夢」
どこかにそう書いてあった。
それって、本当?
じゃあ、かなうものは、
ただの目標?
でも、
「夢」って言う方が、
頑張れる気がする。


2002年04月23日(火) 疑問

ねえ、信じていいよね?
ねえ、信じてるからね?
だから、
お願いだから、
もう、
どっか行ったりしないで。
ここにいて。
ねえ、
お願いだから……

子供な私を、
何も変われない私を、
否定したりしないで。
頑張れる時、
頑張れない時、
いろいろあるけど、
いらないって言わないで。


2002年04月22日(月)

時計が12時を知らせた時、
急に涙が出てきた。
なんでこんな時間に起きてるんだろう
用事もないのに
12時より前に寝れなくなってる
習慣?
待つのが習慣になってたから
バイト終わったよってメール来るのを
それだけのために起きてた

私に関心があるのかないのかわからなかった
いつも
自分のことばかり話して
私の事をたずねたりはしなかった
何をしたら興味を持ってくれるのか
こっちを向いてくれるのか
そればかり考えていた

うまくいってるとき
何にも考えずにすむから
他のことにも興味を向けられた
でも
そうじゃなくなったとき
頭の中はそれでいっぱいになって
他に何も考えられなくなった
そうなってから
一番大切なことを探せって言われた

家族がいっぱいの中で育ったから
一人ってのに慣れてないから
一人でいると
世界中で一人になった気がして
どうしようもなく孤独になる
そんな中で
何かを考えるのって無理

ずっとそばにいるって言ったのに
どこも行かないって言ったのに
どうして消えちゃうの?
どうして離れていくの?


2002年04月21日(日) The 2nd Lovers

二番目なんて絶対いや。
私は我儘だから、
独占しなきゃ気がすまない。
彼女がいても
奥さんがいても
絶対に奪いとる。
それができないなら
すっぱりあきらめる。
でも
最後には結局みんな
誰かの一番になっていく。
私が誰かの一番になれる日は来るの?
ねえ、
あなたは
いつか
私を
一番に
してくれる?


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

さて、こっちに書くべきじゃないけど、上のは本の感想です。タイトルは本のタイトルで。短篇集です。ちなみに、表紙のあらすじはこんな感じ。「一番好きな人と結ばれないから、好きでもない人と寝てしまう」。蜷川実花の写真と合わさって、汚れた世界を描いた文章がすごく綺麗なものに昇華する。作者はプロフィールを一切明かしてない桜井亜美。まあ、噂はいろいろあるけれど、私は別に桜井亜美が20代だろうと40代だろうと別にかまわないと思ってる。作者がどんな人だって関係ない。生み出す作品がいいものでありさえすれば。


2002年04月20日(土) 恋愛

何度も何度も
もういいよってくらいに
体を重ねて
そんなことじゃ
全然足りなくて
どうすれば
あなたを手に入れられる?
どうすれば
あなたの全てを
私のものにできる?
いくら体を重ねても
そんなことで
心までは近付かなくて

よくみえるように
首筋につけた
赤い印
もうしなくなったけど
そんなもので
あなたを縛れないこと
気付いたから……






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2002年04月19日(金) ねえ……

会いたいよ
会いたい
なのに
連絡とるのも駄目なんて
ひどいよ
会いたいのに
事情話したら
みんなに
別れたんだねって言われるし
でも
違うって信じたいのに
どうしたらいいの?
どうしたら……
ねえ、会いたい
好きだよ
すきなの……
だから
信じさせて
お願いだから
不安でたまらない
ねえ






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2002年04月18日(木) 再開

最近落ち込んだことが多いので、書いていこうと思って。
一昨日、ごたごたあって、「しばらく距離を置いてお互いがお互いのことを考える時間を作ろう」って言われました。でも、私は好きで。会いたくて。それが重荷でしかないことの辛さ、わかってるつもりなのに。

泣いてばかりいます。淋しくてたまらなくて。淋しいから会いたいのか、それとも、ただ会えないから会いたいのか、わからないけれど。でも、それでも、会いたいって思うから。

不満、そんなもの山のようにあります。でも、それでも、最初にくれた優しさにしがみついて、それを信じて、それがバカみたい。でも、ほんとに優しかったんです。一番最初、つらかったとき、しんどかったとき、ずっとそばにいてくれた。そばにいてくれたから、安心できたし、立ち直ることもできた。どんどん、そうじゃなくなっていった。でも、それでも、その時の優しさは嘘じゃないって思えるから、だから、また、そんな風な優しさをくれるんだって、そう信じてる。それが、絶望を連れてきたとしても。そのせいで、今までにないくらい落ち込んで、自暴自棄になって、ひどい目にあったとしても。まだ、それでもいいとはいいきれない。それでも、そうなってもいいくらいは大好きって、そう思えるのが、きっとある。


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