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2nd stage第2章の始まり・・・
Rois38



 大晦日

今年ももう終わりだね。
新しい年が足音をたててやってくる。

来年はきっといい年だよ!
それならいいけどね。

それならいいのにね。

やらないといけないことが多すぎて
考えないといけないことがありすぎて

やっぱり、立ち止まってしまってるね。
やっぱり、歩けてないね。

でも、あなたは頑張ったね。
あなたは、戦ってきたんだよね?




2002年12月31日(火)



 メリークリスマス

幼いころ、あたしの家にはサンタがやってきた
9時になると母は、窓を開け
あたしの家にサンタがきた

あの時以来、あたしの家にはサンタはこないね
あたしがおりこうじゃないせいかしら?
あたしが言うこときかないせいかしら?

あの時、あたしの家にきたサンタは
もう二度とこなかった。

そしてあたしは、サンタなどいるものか!と
信じなくなった。


メリークリスマス。あなたのところには
素敵なサンタがきますように・・・・

メリークリスマス。


2002年12月25日(水)



 去年のクリスマスイブ

去年のクリスマスイブ
どうしてもあの場所へ行きたくなって
こっそり家を抜け出した。

夜の海は穏やかで、すべての悲しみをも
持っていってくれそうで、涙がでたね

どれがほんとで、どれが偽者かなんて
あたしには関係なかった。

誰のためにとか・・・何のためにとか
そんなことは、どうでもよかった。

去年のクリスマスイブ
家の中ではクリスマスキャロルが流れ
偽の笑顔であふれてた。

今日はちゃんと笑えてるかしら?
あたしの笑顔はゆがんでないかしら?


2002年12月24日(火)



 逢いたいの

そんなにあたしのことを見ないで
息が出来なくなるよ

あなたに、逢いたくて、ただ逢いたくて
あの場所へ急いだの

あなたはいつもと変わりない笑顔で
あたしを包んでくれる

何も話さなくても、ただ寄り添っているだけで
こんなにも、安心できるんだね?

まっすぐ、あなただけを見つめていた日

雨が降っているのに、満月があたしを
照らしていた。

2002年12月22日(日)



 この世に生まれた日

8年前、あたしとあなたは出会った。
あの時の事は、今でもよく覚えてるよ
寒い日だった。

なぜか涙が止まらなかったのは、あなたに会えて
よかったと・・・心から思ったからかしら?
あなたがあたしを選んでくれたからかしら?
あなたを抱きしめ、誰にも渡さないと誓ったのに・・・


小さな手は、知らない間に少し大きくなり・・・
あんなに治らなかった、癖も治ってる。
あなたは、あたしの知らないところで、大きくなってるんだね。
無邪気に笑うその瞳の奥で、悲しい事いっぱい見てるんだね。

あなたが、この世に生まれた日せめておめでとうと言いたくて
大きな声で叫んでみたよ。
あなたの心に届いていますか?


あなたが、この世に生まれた日、小さな幸せがありますように・・・
遠くの空から、願ってる。

あなたが、この世に生まれた日、これ以上悲しい事見ないように・・・
雲のかかった満月にお願いする。

あなたがこの世に生まれた日、あたしは幸せでいっぱいだった

2002年12月20日(金)



 あなたの目

あなたのその小さな瞳にあたしはどんな風に映っていますか?
きっと身勝手ってで、あなたはあたしのことを許せないと
思っている事でしょう

あなたがそんなに悲しい目をしているのは
きっとあたしのせいだね

あなたがそんな風に笑ってしまうのも
きっとあたしのせいなんだね

ごめんね。あなたの望みはあたしには叶えてあげられないの
ごめんね。あなたの側で手を握ってあげる事ができなくて

あなたはいつか、すべての事を知り
また。悲しくなってしまうかもしれないね

ごめんね。あなたに少しの幸せも与えてあげられなくて
ごめんね。あなたを苦しめてばかりいて


あなたがそんなに寂しそうなのは
きっとあたしのせいだね



2002年12月17日(火)



 丘に咲いた花

丘に咲いた小さな花は・・・
時々、雨に打たれて、折れそうになる。

でも、暖かい日差しに包まれて
上を向いて咲く日もあるんだ。

小さな花は、泣いたり笑ったりしながら
わがままをいう

もっと奇麗に咲きたくて
もっと大きくなりたくて

丘に咲いた小さな花は
見た事もない世界に憧れて
口笛を吹く。


時々、雪に埋もれて、見えなくなって
時々、虹色に変身する。

2002年12月13日(金)



 つぶやき・・・


なんかつらくない?あたしつらーーーーーい!
まわりがうるさすぎて・・・もうどうでもいいとほんとに思ってる。
死ぬよりましでしょ

あぁもういらいらも・・・落ち込みもピークでね
相変わらず、まわりだけが動いていてね・・・
ショックを受けてるのは、あの人にじゃないと思う
あたしが一番理解して欲しい人にだ!


ぎりぎりのとこまできてるよ
なんとなく、自分でも少しわかるんだ
考えられなくなってる

あの子のことも。。。よく覚えてないんだ
思いだそうとしても思い出せない
あたまがぼんやりしてて、いつもどっかいたいな
それでもまけるもんかと、頑張って、頑張って。。。
自分の信頼する人が、せめて"どんなあたしでも受け入れて、がんばれ。大丈夫!"って応援してくれるなら、どんな困難にも勝てるだろうけど・・・あたし
の進むべき道は、険しすぎて・・・邪魔が多すぎて・・・


あなたたちの理屈は聞き飽きたの
あたしの言い訳も聞き飽きたでしょ?

また、あしたになれば話が変わってって。。。
あたしはまた戸惑うのよね?

進めなくて、ただ泣いてばかりいるのよね?


2002年12月04日(水)



 急流

急に滑り出した流れの中で
この胸の願いを信じよう。

どう転んでも、何があっても決めた
一つの事・・・

言い訳はしたくない。
だから、何も言わなかった。

信じるものは、この胸だけにあればいい

あたしがあたしであるために出した一つの答え
後悔はしたくない。


一度きりの人生だから、ばかは最後までばかで
いるのもいいよね。

歩き出した道は、険しくて辛い事ばかりかもしれない
でも。歩き出さずにはいられないんだ

あきらめて、生きたくないんだ。

2002年12月03日(火)
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