僕をここにとどめているのは、
春の名残り、 風の優しさ、 君の残り香。
継ぎ接ぎの空。 そんな空にも、 幸せを詠う。
この観葉植物もきっと同じさ。
夢よ、永久に。 希望よ、今ここへ。 悲しみよ、遠い所へ。 今日よ。またここで。
笑顔が見たい。
ただそれだけ。
欲を言うなら、
笑顔をください。
景色は何も言わずに過ぎていった。 だから僕も、何も語りかけない。
このまま、この線路をたどっていこうか? それとも、ちょっと乗り換えてみようか?
どっちにしても、何にしても、 決めるのは僕なんだ。
流されない。 どんなものにも。
昨日、星は見えた? 僕らは空を見上げることなど忘れて、 歩き続けた。
守るものががあって、 失いたくないものがあって、 僕らは弱くなった。
誰かが見なきゃ。 星が存在する意味がないよ。
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