夢のまた夢

2003年05月26日(月) 灰色

どんよりした空。
昨日の青空は海の向こう。
そして、ここに残ったのは、
あわただしい現実と、夢を忘れた人たち。

誰かが叫ぶ。
けれどみんな知らんぷり。
いつからか、
夢も見れない、悲しい汚い世界に。

あぁ、もういいよ。
もう、どうしようもないからさ。
あぁ、もう止まれ。
まぁ、よくできた方さ。


・・・お願いです。
もっと希望を持ってください。



2003年05月24日(土) 正反対

僕は言う。
「使命、義務に縛られた夢」は嫌。
君は言う。
「それは言い訳のための夢」だと。


考え方が違うんじゃない。
基準が違うから、答えが違う。


「夢を見させてよ・・・」












2003年05月23日(金) 全て

ほら、いつだって、
星は輝いていて、
草は歌っている。

明日には月が踊りだすだろう。



2003年05月21日(水) 自由とは・・・

摩擦 衝突 憎悪 憤怒 
嫌悪 失望 騒音 静寂 
欲望 自覚 不満 障害 
試練 苦痛 不快 悲鳴 
絶叫 誘惑 束縛 秩序
規則 責任 義務 悪意 
非難 恋愛 友情 願望 
絶望 豪雨 雷雨 積雪


        以外のもの。



2003年05月18日(日) 鳥籠

いつも青い空を追い求めてる。
そして、結局辿り着くのは、
小奇麗な鳥籠。

ただただ、誰かがここから出してくれるのを祈ってるだけ。



2003年05月09日(金) もぬけの殻

いつもと違う夕暮れ。
ここから見た景色は、なぜかとてもきれいで、
街灯一つないこの道がまぶしく見えたんだ。

急いで帰る家路。
うしろからついてくる月がなぜかとてもうっとうしい。
これから訪れる冬は寒くなるんだろう。

ぽっかり空いた穴をうめる何か。
それを見つけられなくて。
ぼくはいつも、もぬけの殻。


もうそろそろ冬だね。
あの木も葉っぱがあと数枚。
秋にサヨナラ、冬を待つ・・・



2003年05月08日(木)

晴れた日の午後。
この透明な水の流れをたどって答えを探した。

風が咲き、
 光が降りてきた。

そして、
輝きはじめた生命。
生まれた過去。
見つけられた未来。

見上げれば、喜んで家に帰る太陽。



2003年05月04日(日) 空の色

なんで泣いてるんだろう?
もう関係ないはずなのに。

‘ぼくはここにいて、
     あなたはここにいないだけ’


ほら、空の声が。


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