遺書

2009年02月23日(月) 1870 もういい! 好きに書く!

私が発した電波はきっと、今も宇宙を漂って孤独
受信した誰かの心に、疑問を残して理解もされず、
忘れ去られて、はたまた、またまた、結局ひとり

私の言葉は誰に届いた 誰に届いてどこへ行くの
届いている? 落ちている?
どちらにせよ、消えて行ってしまうことだけは間違えていないのだけど

言葉を並べて不自然な(私にとっては自然なんだけど)
歪に歪んだ不気味な(私にとっては素敵なんだけど)

黒くて白くて黒い夢、白く塗りつぶして黒くなる
白く黒く白い世界 言葉、残骸、留めて、消して
デリート、エンター、イジェクト、インサート
ハロー、ハロー、おはようございます
ここはどこぞの夢の果て いわゆる一つの最終形

心に描いた最終形 これより先には何もない
口を開いて語るのは 今日を現実として明日も現実としたつまらない物語
夢があるのは過去なのだ 過去に恋して、今日を生きる

何もない明日だ 今日だ
何かあった昨日を愛す! 愛しているから、止まらない!



2009年02月22日(日) 1869 デリって死ね

歩いて走って、地の果てまでもと思い描けど
現実は、地平線さえ見えない見えない見えはしない
そんな話が俺の人生

(夕陽が落ちる頃に目が覚める)

才能や努力、あらゆる希望が心の中を飛び交っては
落ちて行った

(朝日が昇る頃に眠くなる)

才能はない! ないんだ、確かに、ない!
かと言って俺の中には努力もない、する気もない! ないんだ!
だったら、俺には一体何がある? 何もない、ないんだ。

俺には、何も、ないんだ。
その現実だけが、俺にあった。



2009年02月07日(土) 1868 感情戦

現状現実いわゆるリアルに私の理想は淘汰され
寂びた心が夢描くのは有機的で有機的、暖かな、甘え
呼吸と共に漏れる夢、二酸化炭素の海に沈んで消えた

私は今日も無機的、冷やかな、リアルを、怯えながら進む


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