2008年08月31日(日) |
1847 スーパーポジティブ |
世の全てに絶望したとした時 俺はその時間が人生の中で一番の無駄だと笑い飛ばし 次の瞬間には腐ることを辞めていた
難しい決断ではなかった 腐って死ぬか、足掻いて死ぬか 単純な二択なのだから
幽玄で有限な時間を浪費 無駄に多い時間をあといくら食らえば 私は朽ち果てるのだろうか
鬱だ鬱だと喚いては 狭い世界に閉じこもり 黒い夜空を見て溜息
朽ちた想像力は何一つと創造できず 他人を拒絶、否定して 時間を食らい続ける行為を生きると偽った
自分ひとりでは何もわからない かといって、それで困るわけでもない だから、今は目を閉じて
幸せを噛み締める
何もしないを繰り返し 生を無情に謳歌して 朽ち果てるのを待っているふりを出来ることを 幸せという以外に言える筈が、ないのだ
他人と触れ合い交じり合えど 消えない、えいえんの こどく
2008年08月18日(月) |
1844 外は危ないので今日も |
僕には理解できない感情を 言葉と言葉で交し合っている人たち溢れるこの街は さながら宇宙のようであり、僕は無限の孤独を胸に抱く
あなたとわたしが触れ合えるように、と 限りなく同一に近い色を映し映せ尽く尽せど
遥か彼方に約束された 永遠に交わることのない
悲劇、或いは喜劇なのかしら
わたしはあなたの色にしか 染まれない、と言うのに
(青い空と、青い海を穿つように見つめて)
全身を絶え間なくパルスが走り、 光速を視界は捕らえ続け、 天体は常に回り周ると言うのに、
私の世界はとても遅く 無駄な無駄な、無駄な、無駄な時間のひとつひとつを生み出す この、私自身が、とてつもなく、憎い
2008年08月10日(日) |
1841 ロマンティカ |
生き急ごうにも世は変わらずに 同じ空、同じ街、同じ日を繰り返していく
私のリアルにロマンは存在しない
どこまでもどこまでも現実が続き 夢や浪漫を語る間もなく
笑い笑われ諦めた 夢や希望の、残骸を 心に沈めて生きる今日、この日
2008年08月06日(水) |
1840 これが私たちのリアル |
(現実を食い潰し潰され潰そう 潰、されそうな、今日日)
嘘もつき続ければきっと、きっと、なんだろうね 嘘と嘘と嘘だらけの世界にならば 本当が嘘になるんじゃないかしら そういうこと、つまり
世界に嘘を散りばめて、きっと、なんだろうね 偽称、偽造、虚偽、詐偽、偽牲、偽巧 世のすべてが偽りならば 真実が偽りになるんじゃないかしら つまり、そういうこと
(嘘をつきました、どうしようもない嘘で、 今日も、明日も。 白いノートを埋め尽くすが如くの勢いで、 私は今日も、明日も。)
この目開けど光無く この耳澄ませど音は無く 声を出せば、響かず消えて
黒い闇夜の深層心理
認めず認められず 触れず触れ合えず 最高速で駆け下りていく いつかある、終わりへ 或いは、僕の望む終わりへ
−、
君は口を開いて言った 「だってあなたの言葉には何もないじゃない」
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