2008年02月29日(金) |
1784 しろい、のーと |
白い世界にどれだけ言葉を詰め込んでも 私の拙い世界観じゃ一つのかけらも埋まりはしないのよ
穴だらけ、 欠陥だらけ、 間違いだらけの白い世界を、 どこまでも続けていくことが
私の権利であって、きっと最早義務なのである
2008年02月28日(木) |
1783 ふぁんとむまじかる#060427 |
plastic world
私が一つずつ 君と一つずつ
口にしない、永遠を いつまでも、大切に
守っていこう 壊さぬように
二人の手で掴んだ世界は 誰かの言葉で 爆ぜてしまう魔法のようなものだから
二人の手で掴んだ世界は 二人の手で 壊せてしまえる魔法のようなものだから
君と私で一つずつ 永遠に、いつまでも 口にしなくとも、大切に
2008年02月27日(水) |
1782 つみかさね |
重ね重ねて重ねたかさねて 愛や嘘や恋や戯言 口を開けばすべては嘘ばかり
重ね重ねて罪積み重ねて積んで 生や死や夢や希望 口を開いてすべてを嘘にした
暴き暴かれ裁かれ捌いて 愛や嘘や恋や戯言 生きることすべては嘘ばかり
生きて生かせて死ねずに活きて ロマンス、ロマン、ロマンティカ 生きていることさえ嘘なら楽なのに
そうならないから今日もまた 重ね重ねて積み重ねて罪重ね、罪課される
2008年02月26日(火) |
1781 うそをつきました |
まず、生まれてしまったと言うことから
2008年02月25日(月) |
1780 とうぜんじゃないですか |
確かに僕には何もありません。 それでもやっぱり生きています。
ですので、モノを書くとしたら 生きていることについて書いてしまうのは、 至極当然なことであると思います。
2008年02月24日(日) |
1779 ほんじつも |
本日も、異常はありませんでした 本日も、平穏な日々に異常はありませんでした 本日も、退屈で仕方の無い平穏な日々に異常はありませんでした 本日も、怠惰で過ごす退屈で仕方の無い平穏な日々に異常はありませんでした
何もありませんでした
届かなくていいし届けようとも思っていない消えてしまえばそれでいい
2008年02月22日(金) |
1777 いきるまねごと |
置き去りにして 忘れ去って 今日もまた、ひとつずつ
手に入れたものは 空気のような 吸っては吐いて 何も残らない
死んでいる 生きている どっちでしょう どっちでもない どっちかといえば どっちだろう 病んでいる
捜索、探索、思索 単作、創作、詩作
吸っては吐いて ひとつずつ、あるいはいっぺんに すべてまるごと やがては自身を
捨てていく 生きていく 死んでいく
他人の物真似 あまり、似てないね
鏡を見て、嘲笑った
2008年02月21日(木) |
1776 そういうもの |
僕が二人居たら、と考え 仮に出来たとしても 二人目はきっと三人居たら、と考えるに違いありません
他人に関しても 自分に関しても 燃えることの無い
石材のような一生を プラスチックのような傷つきやすさで イオン結合のような脆さで 何者にとっても価値の無い意識を
遺さないように 残す
怠惰な日々に ピリオドは打てない
いつまでも続くことの無い 日常を磨耗しながら進む
無情に、無駄に、無性に、無常に、 価値の無い人生であるように 願う
それこそ俺に相応しい、と 嘘をついて 頑張らない理由にした
言語として崩壊した文章を 脳内から抽出する 作業を
詩作、或いは思索と名付け 続けていく行為
2008年02月17日(日) |
1772 好きにして |
好きにされる、と言うのは 他人の好きになる。と言うことで、 それってつまり愛されるってことですよね。
埋めて埋めて埋め尽くして 心の中の隙間を埋めて 寂しさだとかそう言ったものを 見えなくして
幸せだと錯覚する
最終的な記録は皆無 他者の記憶に私は皆無 生きていると証明するもの、皆無
きっと私は死んでさえいなかった
常識に囚われたまま 空を舞い、現実を視る
空なんて飛べやしない、と 静かに終われ
在りがちな展開な 退屈な日常の 有り触れた量産な 灰色な青春の
死ぬのが怖くて しょうがなく生きているだけ 真剣に生きたことは無い
在りがちな無意味な 青色な感情の 有り触れた無価値な 桃色な感情の
排他排他排他 不要な感情を排他しただ生きていくだけ 腐ってる、朽ちている、生きている証は無い
感情羅列の欠陥、矛盾 愛し哀され夢無情
白と黒の世界で 血を帯びた唇を白い指が拭う 唯一のコントラスト この世界で生きている証
完全無欠の欠陥、矛盾 殺し比され生無常
君と僕の世界で 狂気を纏ったドレスをひらり 僕を惑わす最凶の死に化粧 ラストワルツを始めましょう
騒々しい雑音では 私を引き留める事は出来ない
目を開き全てを見据える 自分の成れの果てを、今日までの後悔を
音を遥か遠くにおいて 静かなる世界への旅立ち
灰色の大地が私を受け止める 鮮血舞って、其れが最後の芸術と言い張ってみる
一人一つひらり終わり 虚を抱え、抱え
空を見上げ終わり告げて 今日を終え、終え
音は静か世は遥か すべて消え、消え
世界は限りなく灰色に近いが 僅かな希望を見出すことは不可能ではない
其れでも多数の選択肢を食い潰し 残った一つのくだらない選択を 抱えて生きて、指を指されて笑われて
腐りきった、如何し様もない 漸進不可の全力失踪 感情不足の完全無欠
どれだけ腐り果てようと空は青く 変わり映えしない世界に安心と苛立ちを 受け容れて、進むふりをする 目を瞑り耳を塞ぎ世界を閉ざし、生きるふりをする
傷ついて傷ついて痛がって 己の無力と愚かさを受け止めて 一人寂びた道を往こう
最期は、如何したって迎えられるのだ (そう言った価値観を選べば あらゆる選択に価値は無いし、何一つ問題は無い 究極の、言い訳だ)
生めて産めて埋めた過去を 朽ちて腐って果てた情熱を 蹴って殴って叩き起こして
錆の臭いが世界に充満する
ガ行の擬音を煩く流し 感情音を立てて再形成
無理に無理矢理に無理矢理矢理に 、起こす、起こして、起こされて
やらなきゃいけない事はたくさんある、その中にやりたい事は特にない やらなくていい事もたくさんある、その中にやりたい事が腐るほどある ショートしてヒートしたブレイクンなマインドを懐かしい××が過ぎる
灰色の日常に悲願は終了 彩り鮮やかな世界を望むことも切り捨てる
朽ちて腐って果てた情熱で 朽ちて腐って果てた灰色の日常を 朽ちて腐って果てたままに 朽ちて腐って果てた灰色の世界を
朽ちて腐って果てた素晴らしいモノにする 朽ちて腐って果てた、自身
(動くか、否か 動くさ、動く)
#01 するりと細い手が 僕の手に絡み付いてきて
(そっとこのまま地獄まで あなたの手で運んでくれたら どれ程に幸せだろうか?)
幸せそうにあなたが、笑う
(そっとこのまま天国まで 僕の手で運んでしまえたら どれ程に笑ってくれるのだろうか?)
#02 此の幸せには 如何程の対価を出せば許されるのだろうか 此の幸せは 何時しか清算され流れ消え何も残らなくなるのだろうか
(細くて白いあなたの手で この瞬間ごと殺してくれたなら それは、きっと、最高の死に様に違いない)
#03 深く、互いに、混ざり合えど 別れる時の痛みを増やすだけだと理解はしている
怯えながら愛す あなたを何よりも、愛す
(終焉は来る 必ず来る あなたは僕を、 生きながらに殺す)
僕は、あなたを、 死ぬほど愛してる (別れを知りながら)
枯渇した才能を灯すには 足りないものが多すぎる
世界をただ流れ落ちていく
芽生える、恐怖
抗えど無惨に落ちていく
受け入れる、結果
流されて、落とされて、 向かう先は
向かう先は
運ばれる、先は
誰に?
拭い切れない想い出を 大切な物ごと、切り 捨てる
delete delete delete delete
(私には最初から何も ありませんでした)
完全無欠、私の誕生
(恋人だったその人を 静かに×す)
黒い世界を黒い絵の具で塗りつぶし それを芸術だと、偽った
誰の目から見ても わからない それを
僕だけがわかればいいと 嘘をついた
白く白くて白い部屋 赤く赤くて赤い視界
そっと静かに私を殺す きっとあなたは優しい人
2008年02月01日(金) |
1756 じょうげん |
転がり落ちた白いもの 抱えて進む黒いもの
完全無欠に散りゆくさだめ 去ったものに名前は無し 手に取るものに名前をつけて 愛し愛し合う愛を語ろう
一人で
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