脳内を流れる言葉に 手を伸ばしても すり抜けていくだけ
上手く言葉に出来ない感情も 上手く言葉に出来ない思考も 確かに存在するはずなのに
この世界には存在できない
2007年10月30日(火) |
1663 嘘にしか聞こえない |
好きだとか 愛してるだとか
過去になって意味を失った文字列を
好きだったとか 愛してただとか
現在になって意味を持たない文字列として受け取る
今、この僕に 過去、あの僕に
互いに お互いに
理解など、出来ない
曇りの無い空を 何処までも突き抜けるのは 彼女の視線
僕の瞳は 目の前の空気さえ 突き抜けず
淀んだ空気に落ちる
夢を見ているわけでもなければ 現実を見れているわけでもない 何も見ずに生きられたら楽だろうに そうもいかない
落ちた視線が地に落ちて 空を 見上げる
濁ったブルーが印象的で それに対して夢だとか現実だとか そういうものは、一切、思い浮かばなかった
生きることにはもう疲れたけど 生まれ変わってもあなたの隣へ生まれたい、だなんて決して願わない
2007年10月27日(土) |
1660 LAST ROMANCE |
おわりとはじまりがつながってめぐるというなら (ぼくのおわりは なににつながるんだろうか)
2007年10月26日(金) |
1659 ku-dar-anai |
何がくだらないだとか 何がくだらなくないだとか そんなくだらない考えを持つこと自体がくだらない そんな思考を持つのは、私で
くだらないのよ、世界の全てが そして何よりもくだらないのが この私自身
私自身がくだらないから きっと、世界の全てがくだらないんだと思う
素敵な人は世界の全てを素敵と言っていた きっと、彼は幸せな人なんだろうと思う
けどね こうやってこの程度で絶望できる自分自身も幸せなんだろうと思うよ 下を見れば数限りないというけれど それでも、私はそう思うよ
君という名前をつけて 一人の世界で、二人称を作った
都合のいい嘘で形作る 理想という、虚ろな存在を 僕は愛し、僕は恋した
やがて僕が君を忘れる日が来ても やがて事実が僕に現実を突きつけても
僕のことを忘れない 理想を形にして
マスターベーション
2007年10月24日(水) |
1657 works |
詩を書いて、恋をして、人を愛して 僕は漸く知る
これは無価値なことだと
呼吸をして、瞬きをして、脈動をして 僕は漸く気付く
これは無意味なことだと
2007年10月23日(火) |
1656 夢のない僕等のファンタジア |
2007年10月22日(月) |
1655 Ash #061022 |
一瞬に等しい生命を謳歌し、誰よりも輝いて死ぬ それがきっと僕たちの理想
醜く生きて、生きて、生きて、生きて 死ぬことを、恐れて、恐れて、恐れて、―――、
そんな僕たちの理想
2007年10月21日(日) |
1654 差異性さん #20061021 |
一人じゃ泣くことしか出来ないけど 二人なら笑うことしか出来なくなる
どこまで逃げればいいんだろうか? どれくらい逃げれているんだろうか?
...
現実逃避を繰り返しても いまだにゴールに辿り着かない
repeat.
2007年10月19日(金) |
1652 スタクラム |
想いだけが空を駆け巡り いずれ、何処かへ辿り着く
疾走して、失踪して 此処ではない何処かへ駆けて行きたい
僕は、縛られたままで 願望は、願望のままに 欲望は、欲望のままに
何もしない分けじゃない ただ、何かが出来るわけじゃない 何も出来ないだけなのに 其れを受け入れることを、拒絶して
何もしない、と嘘をついた
心の奥で燻っている何かの音が いつまでも煩いままに
自分の限界を知るのが怖いのだ 何処までも駆けて行けないと知るのが怖いのだ
願望は、願望のままに 欲望は、欲望のままに 僕を、縛り付けたままに
夢を何度も繰り返す
2007年10月18日(木) |
1651 さよならの言葉 |
形のない、ナイフが
僕を切り裂いて
きっと、せつなに きっと、誰の心にも残らずに
流星のように しかし、輝かず
灰になる ぼくの、すべて
2007年10月16日(火) |
1649 なつのおわり |
胸に刺さった言葉が 心に亀裂をはしらせる そっと、甘い痛みがはしる
唇が動いて何かを言っているけど 僕には何も聞き取れなかった 紅い口付け これはきっとさよならのしるし
二度と繰り返さないと 誓っても 二度と戻れないと わかっていても
そっと、しずく ほほをはしる
2007年10月15日(月) |
1648 マッハ0.004 |
掴み損ねた夢を 想像力で補っていく 世界の全てを 想像力で作り上げていく
空想、妄想大いに歓迎 其れこそが、僕らしさだ 僕の速度で吹っ飛ばして 現実、静かに意味を無くす
もっと、不確かなイメージを もっと、確かなイメージへ
言葉にして表す 夢であり、夢でなく、たいした意味のない 現実逃避? 大いに結構 其れこそが僕の世界で、僕自身で、僕にとっての
生きることだ
自転してないじゃない、自転車 自動じゃないじゃない、自動車 たぶん、だぶんで たぶんに、たるんだ たしかに、かにかに
どうでもよさじ
2007年10月13日(土) |
1646 Sweeeeeeeeeeet moon. |
つきよりもあまいつみを抱こう!
でも、わたし、 つきがどれくらいあまいのか、わかんない
2007年10月12日(金) |
1645 roman. |
変わらないで居てよと思うことさえ ばかばかしいくらいに
君は、僕は
変わっていった
戻れないことはわかっていても 願わずにはいられない
どうか、あのときに、帰してください
「どんなに願っても 二度目はないよ」
わかってる だからこそ、大切にしてる
思い出だけを
2007年10月11日(木) |
1644 ひとかけら |
きっと、誰にでも紡げる言葉 きっと、僕にだけない言葉
きっと、誰にでもある幸せ きっと、僕にだけない幸せ
きっと、誰にも作れないモノ きっと、僕にも作れないモノ
僕は誰よりも劣り 誰かは僕よりも優れ
僕は価値のない、生きている価値のない ただ、生きていたい
許されざる、とさえ思われない 無意味な人間の、ひとつ
中身のない かと言って、綺麗なわけでもない
意味のない 確かに、意味のない
空白と同意義な言葉の紡ぎ
2007年10月09日(火) |
1642 きみをころしたひ |
哀しみに明け暮れ つまらない世界に取り残されると言うのなら…
別に私は其れでも構わない
涙に流され辿り着いた淀み 絶望と愛憎の十六連鎖
小さい窓、僅かな明かり自らの手で幕を下ろし閉ざす 赤い血と無色の涙を掛け合わせて作るキャンパス 何も見えない、でも確かに感じる
私の世界、 小さな、 私の世界、 きっと、これは、
幸せ 至福の一時 いいえ、きっと、永遠
私と、あなたの、世界
2007年10月08日(月) |
1641 幼少期の思い込み |
飛び立つ勇気を持ったままに、 何もしないを続けていた
現在、
腐りきった身体と、 精神が、
おのずと身を、縛り付ける
(勇気なんて、最初から、 たぶん、なかった)
縛られた大地から 飛び立つ鳥
青と白で偽装された、 何もない、黒い、空 静かに、しかし実際は轟音を立てて 確かに、しかし実際は危険を孕みつ
開放的に、閉鎖的な 矛盾を抱える無限の、空間 自由に見えて、不自由な 偽りを約束された、宙
白い鳥が黒い空を行く 縛られた大地からの開放 ゆえに、安息を自ら手放した
自由を求めて飛び立った空の果て どこまで突き抜けても、それ以上の不自由にぶち当たることを
僕らは知っている
それでも、
黒い宙を駆け抜けて 赤い星も、黄色い星も やがては、手に入れる
どこにも、自由なんて、ないじゃないか
好きだとか、大好きだとか、愛してるとか そういう気持ちばっかで 明日は雨だとか、課題が終わらないだとか、金が足りないだとか そういった問題はオールクリアした
2007年10月05日(金) |
1638 in the end |
僕は何を言いたいのか?
2007年10月04日(木) |
1637 ハイテンションモード |
無理やり燃やした希望のカケラ 勢いだけで走りぬいて、今日
見知らぬ風景 覚えのない足取り わからない帰り道
たどり着いてはいけない場所でhelp me 誰もが僕を見て笑うでしょう たどり着けないはずの場所でlet me free 誰もが僕を見て笑うでしょう
空も飛べず、海も泳げず 地上で、生を
かと言って 地の果てを目指すことはなく 夜の向こうを夢見ることもない
きっと、私は 無意味な生を送っている 其れが嫌なわけでもなければ 其れを望んでいるわけでもない
諦めにも似た満足 此れはきっと、嘘 けれど、とても気持ちのいい、嘘
夢は見ない ただ、絶望もしない 死にたいわけではない ただ、生きたいわけでもない
2007年10月02日(火) |
1635 よーい、どん |
右手を伸ばしたり 左手を握ったりしてみたけど
やっぱり何もなかったよ
言葉を叫んだり 部屋を駆けたりしてみたけど
やっぱり何もなかったよ
僕は気づいてるんだ 一人だってこと
僕は知ってるんだ 独りだってこと
何にも触れられないこと 何にも掴めないこと 何にも返ってこないこと 何にもぶつからないこと
知ってるんだ この世界の、孤独を
2007年10月01日(月) |
1634 人が皆、笑えるとすらば |
空は飛ばないよ、落ちてしまったら困るでしょう?
実体の無い現実こそが私の自由 きっと、きっときっと、きっとそうだ
飛べない鳥の翼を殺いで自分のものだと主張した
虚構さ、虚構 虚偽、虚無、虚実 そんなものが私の自由なんだ
笑顔で言うさ これが私の幸せだと これこそが私の理想だと 指をさしてやるさ これが私の自由だと これこそが私の現実だと
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