2007年07月31日(火) |
1571 ワンサイドゲーム |
一人の夜の寂しさを 紛らわすことが出来ない
この身を静かに蝕んでいく 寂しさに恐怖しながらも 抗う術は一つとない
一人の夜の寂しさを ごまかすことが出来ない
この身を確かに蝕んでいく 寂しさに恐怖しながらも 受け入れる理由はない
理由さえも 意味さえも 価値さえも
何もかもを
僕は失って
静かに静かに 死んでいくのが いい
閲覧者の居ない日記を ただひたすら書いていく理由は
皆無
無気力というわけでもない かといって、何かに頑張ろうとも思えない 明日に絶望しているわけでもない かといって、何かに頑張ろうとも思えない
生きていたい それは確かなことで 死んでいる それも確かなことで
生きたままに 死んでいる
確かに
怠惰、
日々をただなんとなくで生きていく 目標、目的、夢、希望 「特にありません。」 鏡の向こうで俺が確かに言っている
苛立ちも ムカつきも 妬みも 悲しみも 不安さえも
深呼吸一つ そんなものを心に抱いても 意味がないのだと自己暗示
嬉しさも 感激も 喜びも 楽しみも 祝福さえも
深呼吸一つ 大切なものさえも忘れてしまえる
感情をニュートラルにあわせる 全ての感情を理解できて 全ての感情を理解できない 自分自身は何でもなくて 自分自身は何でもある
限りなく 白い心
2007年07月25日(水) |
1565 もとより考える必要のないことを |
好きだとか嫌いだとか そういう感情がいまいち掴めない
僕は間違いなく彼女のことが好きである なんで、好きなのか、理由は、ある でも どうしてそれが好きに繋がるのかが掴めない
意地っ張りなところ 甘えたがるところ そう言った彼女を 僕はどうして好きなのか よく、わからない
好きになって、 好きになって、
何も残らなかった
2007年07月24日(火) |
1564 さよならhuman |
苛立ち、ストレス そんなものを感じたところで僕に何のメリットがあるのだろうか すり替え、入れ替え 僕はそれらを消し去って別のことを考えた
人間らしさを少し忘れることで 楽しく生きられる 感情的になることを控えるだけで 楽しく生きられる
莫迦な事だと 自分でも、笑う
2007年07月23日(月) |
1563 zero feet. |
水のように 或いは、咲き切った花のように
私は 落ちる方向に 進んでいくだけ
空を仰ぎ見ては 絶望する
二度と届かないことと 私さえも照らすほど眩しいことに
私は絶望する
せめて、落ちる先が 君の元であるように
私は希望する
2007年07月22日(日) |
1562 You're no.1 |
此れまでの僕の人生において 君が存在したということはあまりにも大きい
僕の一番の幸せは君と出会えたことで 僕の一番の後悔は君と別れたことだから
僕は彼女にひどいことをした (それは許されない事だ) 僕は彼女におろかなことをした (それは赦されない事だ)
だと言うのに僕は/彼女の笑顔を見たい/と願うのだ
(それはゆるされない事だ)
欠如して、欠陥して、欠片になって 裂いて、砕けて、粉々になって
それでも消えない記憶がある それでも消えない感情がある
2007年07月19日(木) |
1559 Psyco Sentimentalism |
僕は自分を病んでいる、と思う 何年経っても君の記憶は色褪せない
僕は自分を病んでいる、と思う 呼吸の仕方を忘れても君の笑顔は忘れない
僕は自分を病んでいる、と思う 君になら殺されたっていいよ
2007年07月18日(水) |
1558 ErrororrE |
君がまだ人生に絶望しながらも (或いは絶望を終えているかも知れない) 生きていると言うのなら 僕と付き合ってください
好きです 大好きです
何年経っても 好きなんだと思います
YESでも/NOでも 君の姿を一度だって見れたら 僕は笑って
逝けるだろう
2007年07月17日(火) |
1557 empty humpty. |
満たされない感情は其の侭に/満たしたい感情は其の侭に 放って置くしか/僕には/出来ない
僕の言葉を喜んでくれる、嬉しさを抱きしめて 静かに生きていこうと思う (別に、僕で無くとも喜べるのだろうけど)
僕の言葉で笑ってくれる、嬉しさを噛み締めて 静かに死んでいこうと思う (別に、君じゃなくとも嬉しいのだけれど)
幼い僕が描いた絵を見ると 涙が止まらなくなる 生まれてきてごめんなさいと 謝りたくなる
センチメンタル
それでも、僕は、生きていく 恥を曝し、後悔を重ね そうして、僕は、生きていく 現実を認め、嫌いながら
シニシズム
2007年07月14日(土) |
1554 他人の理解 |
他人の苦しみは僕に理解できない 特に、遠く離れた場所の他人の痛みなど
息をする、誰かが今死にました 夢をみる、誰かが今死にました 食事する、誰かが今死にました
一つ、悲しむことはできない
息をする、息をする 今日もまた息をする 他人の死の上で息をする 息をする
一つ、苦しむことはできない
僕もまた、悲しまれることはない
2007年07月13日(金) |
1553 僕達の刹那 |
刹那的な十七年 欠陥した記憶の全てが 僕だ
所々抜け落ちて 復元できない過去が 僕だ
2007年07月12日(木) |
1552 君を思い出すこと |
硝子の欠片を拾い集め 繋がったところで もう合わないように 粉々に砕いた
ドレがどうで ドレがどうだとか わからないように 砕いた
意味のある言葉を、無意味へと繋ぐ
ひとつの世界の終わり 静かに、綺麗で、静かに、綺麗で 儚く、むなしく、はかなく、虚しく
縛られ、 解放
私は一度死んで 目を閉じて
新しい世界を 受け入れる
鮮やかに、静かな、静かな、鮮やかに 儚く、黒く、虚しく、白く
くだらないこと そう、実にくだらないことだ いみのないこと そう、実にいみのないことだ
価値もなければ夢もない 意義もなければ愛もない
戯言を繰り返す
外見は草臥れてる癖に中身もない 中身は枯れ果てる癖に希望を求める
戯言を繰り返す
生きていること 死んでいくこと それは実にくだらないことで
もとめること ゆめをみること それは実にいみのないことで
存在している それだけのことに 理由をつけなきゃ 生きられない
世界
2007年07月08日(日) |
1548 朽ちた心の叫び |
世には誰に好かれようが嫌われようが構わないと 生きていける人々が居る
しかし私は 全てに嫌われて生きていけるほど強くはないし 全てに好かれて生きていけるほど強くはない 好きだの嫌いだの言っている時点で子供くさいんだろうとは思う
それでも私は 何か大切なものひとつに全力で好かれたいと思う その為に世界を失っても構わない
私は情熱を失った鉄ではない まだ生きている、静かに生きている
2007年07月07日(土) |
1547 死ぬことが怖いわけじゃない |
僕にとって恐ろしいことは、 大切なものを失うことであって、 決して死などではない
大切なものと触れ合うことが出来なくなる 無が、怖いのだ その為のあらゆる要因は死と同一なのだ
2007年07月06日(金) |
1546 全長167cm |
現実感が喉に絡んで じょうずに/ゆめを/うたえない
途切れて散った儚い言葉 ゆめ/きぼう/あい
適える為の努力は出来ない どうせ/ぼくは/だめだから
今日も青空を睨んで いきるでも/しぬでも/なく
2007年07月05日(木) |
1545 無気力症状の解 |
辿り着いた、空白
枯れ果てた、原動
突き詰めて、無情
何がやりたいのかよくわからない 否、何も出来ないと僕はよくわかっているから何もやろうとは思えない
2007年07月04日(水) |
1544 現実感バックターン |
死にたいくらいに青い空 テレビに映る笑顔の残像 外から子供の楽しげな声
爽やかに世界は 僕の希望を打ち砕いてくれる 笑ってあげます 笑ってみせます
この世界で、 この世界で、
死にたいくらいに青い空 死んでしまえればどれほどに楽だろうか
死ぬつもりもないくせに 死にたい、と言ってみた この世界は/希望に溢れ どこまでも/僕を嘲笑う
生きるでもなく 死ぬわけでもなく 笑ってみせます 笑ってあげます
この世界を、 この世界で、
去年の今頃には恋人が居て、人生において最高の日々を過ごしていた あの時に、俺は、枯れた 真っ白くて黒いイメージが思想にこびりついて さびついたように、言葉は動かない
願うなら、もう一度/だけ/君の声/を/聞きた/いよ 途切れた。思い。
2007年07月02日(月) |
1542 情緒センチメタリズムリズム |
感情を謳い続け、やがては海に落ちると言うなら 私は溺れながらも謳いましょう
幸せを、狂喜を、
吐き出す気泡の全ては私だ 徐々に意識が遠のいていく感覚は芸術だ 絶望が苦痛に変わる肯定は生き様だ
狂いそうな指先を抱きとめて/遥か遠くの星空を掴む 絶対的な現実には目を瞑って/遥か遠くの青空を穿つ
私は溺れながらも謳いましょう 感情に溺れ、本質を失うと笑われながらも
虚構と、自嘲で、
意味も無く異議も無く 価値も無く勝ちも無く
時間はこの身を果たさせていく
今日も無く今日も泣く 間違いなく間違い
急造のでっち上げは 急増し出来すぎの
夢のかけら、現実のノイズ 進攻経路の障害物、排除すべき言葉たちを 路傍の石、感情はとまらずに言葉になり 落ちて、此処に落ちて
意味もなく異議もなく 価値もなく勝ちもなく
言葉だけを重ねこの身は果てていく 時間と共に、或いは
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