夢を失った僕は 死んでいるように、生きている
昔はもっと笑えたような いいえ、今でも十分笑顔に溢れているけれど 満ち足りないのは、どうしてだろうね
君を失った僕は 死んでいるように、生きている
2007年05月30日(水) |
1509 myself. |
僕が僕を見失って 宙へ浮いたとしても いずれは僕に堕ちる
自分を見失ったことさえ、自分で 僕は誰? そんな問いはナンセンス 僕は僕でしかない
2007年05月29日(火) |
1508 no more lost. |
手持ちのピースは数限りあり、少なく 並び替えて、並び替えて、形にする
誰が見るのかは知らない ただ、その作業が僕の日常であるのだ
手持ちのピースは数限りあり、少なく 幾度目かの、同じ形式に、絶望する
誰が見るのかは知らない ただ、その絶望も僕の日常であるのだ
2007年05月28日(月) |
1507 シークレットナンバー |
小さな嘘をつきました 君が好きだとかそういうレベルのものではなく かといって、明日は晴れるよ、と言ったでまかせでもなく
小さな嘘をつきました 君のためならとかそういう優しいものではなく かといって、僕自身のため、と言った明確な理由もなく
小さな嘘をつきました
2007年05月27日(日) |
1506 17th birth day |
プライドが絡み付いて 助けてと上手く言えない しかし、それでいいとも思う
(いつからか) 腐らない程度に 適える気もない夢を抱いている 笑えない程度に 打ち明ける気もない痛みを抱いている
リアリティが絡み付いて 夢を上手く見れない しかし、それでいいとも思う
(いつでも) 逃げれる程度に 戦う気もない現実に歩を進めている 外れない程度に 渡るつもりもない境界線の上を歩いている
2007年05月26日(土) |
1505 腐った恋の色 |
腐った世界で、産声を上げる ねずみ色の空が笑って こんにちは 私を歓迎してくれる
だから私も笑顔で こんにちは 今日から私のはじまり
2007年05月25日(金) |
1504 ちいさなせいめい |
ゆらりゆらりと揺れ動く 不安定な、僕の安定 外的損傷で世界は脆くも崩れ去り 僕には何も残らなくなる
不安定な現実の中で静かに息をしている そうしなければ壊れてしまいそうで 大声を上げることも、飛び上がることも僕はできない 生きていたい、ただ、それだけを
突き通して行くには 弱弱しく、静かに
2007年05月24日(木) |
1503 star light |
青い空はどこまでも澄み渡り 私の心の浅はかさを教えてくれる まぶしい笑顔をこぼす太陽は 私の心の明るさが偽造だと教えてくれる
すべて壊れてしまえばいいのに そうすれば、きっと 私も笑える
2007年05月23日(水) |
1502 うぇあだず |
かなえたい夢はだいぶ前に朽ちた 残骸を抱えて、私は歩を進める どこへ?
道しるべはとうに失った 足元は薄暗くてよく見えない それでも、不安はない
ただ私は進んでいく 諦めにも似た笑顔で 何処へ?
2007年05月22日(火) |
1501 私は此処に居る |
世界に手を伸ばせば届く気がした だからそっと手を伸ばした where ? 私は呟いた help me .
私が居るのはどの位置で 世界があるのはどちらの方角でしょうか そもそも私は何処にあって そもそも世界とは何なのでしょうか
わからない、わからない だけれど私は手を伸ばす どちらへ伸ばしたのかさえわからない ただ、どちらへ伸ばしても何にも触れられない気がした
それでも手を伸ばすことはやめられない 心の奥に沸くのは感情 what ? 伸ばしながらに叫んだ help me !
2007年05月21日(月) |
1501 偽善者birthday |
この手を伸ばすのは偽善で、自己満足 誰かのために手を差し延べた 自分に惚れているだけの 行為
誰かは、君は僕を満たしてくれるから好き 他人は、君は僕を必要としてくれるから好き 誰かが、君が困っていることが許せないわけじゃない 他人が、君が泣いていることが許せないわけじゃない
他人の必要に応えることのできる自分と 答えようとする自分が僕は好きなだけなのだ その結果、他人に善人と呼ばれるのであれば
僕は喜んで受け入れよう
2007年05月20日(日) |
1500 鳥助風作品 |
この世界を生き やがては静かに朽ち果てる 僕らの生命を
騙ろう
死んだ太陽が照らす白い空 黒い鳥は何処までも飛んでいく 何を求めて? 否、何も求めず 唯、翼があるから
この世界を行き やがては静かに朽ち果てる 僕らの未来を
騙ろう
君の白い肌と僕の黒い心を 混ぜ合わせることができたら綺麗な虹色
2007年05月19日(土) |
1499 Fiiiiieeld |
手を伸ばしても届かなかった場所に 今、僕は居る
空は白くなり 母は小さくなり 何もかもが、変わり果てた場所に居る
夢が適った、絶望を 僕は死ぬまでに何度、
2007年05月18日(金) |
1498 dooooooll |
自由を抱いて落ちていく背徳 心に秘めるは、空への憧れ この身に宿るは、地獄への回帰
踊る踊る、人形は踊る
背徳を抱いて落ちていく自由 瞳に秘めるは、純粋なる殺意 この身に宿るは、地獄への尊敬
語る語る、人形は語る
2007年05月17日(木) |
1497 kiss me please . |
白い月が照らすのは 真紅に染まった、何か 僕は何かを見つめて悲しくなったけど ちょっと、だけだった
黒い夜が隠すのは 真紅に染まった、何か 僕は何かを見つめて気持ち悪くなったけど ちょっと、だけだった
心地の悪い生ぬるさが僕の手をつたう 生きていた、何かの、何か
生ぬるい何かに キスをする まだ暖かさの残る唇が やさしいと感じたのは
やはり、勘違いなのだろう
2007年05月16日(水) |
1496 空虚な流れ |
この身が流れるのはどうしようもない流れ 逆らおうとも思えないほど、どうしようもない流れ 大きいような、小さいような、正しく把握しようと思えないどうでもいい流れ
ただ、流されて みんな、流されて 逆らおうともせず 逆らおうともせず
口々に不満を言いながら どうしようもなく、流れ
2007年05月15日(火) |
1495 空虚な日誌 |
零番目の水平線、朝日の向こう、月夜の彼方 大して中身の無い言葉を並べても、もう満足はできない 衰退したイマジネーション、現実はルーチンワーク、色の無いそれはマイドリーム 現実を言葉に表しても、満足なんてできない
2007年05月14日(月) |
1494 確かな敗北 |
人間という器が 僕には大きすぎて 僕は今、人間といえることをしているのだろうか 不安を感じ、ストレスを感じる
僕は僕としてしか生きることはできない はたしてそれは人間と呼べるのだろうか
紙飛行機は飛ぶために作られ、飛び 紙飛行機としての人生を全うする では僕は何のために作られ、何をすれば人間として認められるのだろう
飛ぶ目的で作られど飛ばない紙飛行機は紙飛行機と呼ばれない では僕は何なのであろう 肉と血と水と
それを人と呼べるのであろうか 僕は人間と呼べない、何か不気味なものなのだ
2007年05月13日(日) |
1493 確かな絶望 |
道路を歩く二つの足音はやがて一つになり 僕の手は空を掴むようになる 恋愛は無情にも朽ちて 君は僕のものではなくなるのだろう
だから、今だけは 君の手のひらを握り締めて、いたいのさ
生きて生きて 私は何をするでもなく 生きて生きて 私はただ死んでいく
何もすることがないのなら 何でもすればいいじゃない じゃあ、何をしようか? いいえ、私には何も出来ないのよ
生きて生きて ただ何をするでもなく 生きて生きて ただただ死んでいく
生命 意味も無く 生命 朽ちていく
僕らは限りなく零に近い場所から生まれて 零へと流れ落ちていく
僅かに壱へと近づくことは出来ても 一時の幻想とも言うが如く 瞬く合間に、流されていく
刹那に築き上げた こころと、からだ 僕のすべては 確かに、死んでいく
どの方向を向いていようと 何を願おうと 確かに、流されていく
2007年05月10日(木) |
1490 夜を駆ける |
虚構
あなたを好きであることも わたしが私であることも すべては
何処までも透き通る静かな嘘 夜空 空っぽで 何を注がれても決して埋まりはしない 夜空 どこまでも深く
空虚
生きている 生きている ただ静かに 生きている
私は私として 或いは あなたのための私として ただ其処に在るだけ
意味は無く 何処までも意味も無く透き通る ただ此処に在るだけ
それがわたし
空をつかむ右手 何もつかめず、落ちて
夢を描いては現実を知り それでも生きて やがて私はすべてを失った
君へ伸ばす右手 何もつかめず、落ちて
淡い恋にこの身を委ね しずかに生きて やがて私はすべてを失った1
2007年05月08日(火) |
1488 無意味な抵抗 |
出し尽くし枯渇したボキャブラリー ただなんとなく繰り返すルーチンワーク
言葉の廃墟に身を埋め 価値も意味も無い言葉をまた産み出す …、結果も意義も見えない行為
僕は何を生み出して 僕は何を生み出したい 僕は何を
僕は
私をふと思い出したとき あなたは笑ってくれますか?
いとしい人よ、こいしい人よ あなたは許してくれますか?
2007年05月06日(日) |
1486 君を恋した |
許されない許されたい 僕はやっぱりあなたに許されない あなたのすべてを許した それでもあなたは僕を許さない
理想、幻想、妄想 僕は誰もに許されず 現状、実情、感情 僕は誰もに愛されず
自ら手放した小鳥を 眺めることでさえ 今は許されないのです
さようなら 届かない声 誰に告げる言葉? きっと、自分
2007年05月05日(土) |
1485 浅い構成、夢枯れて、廃墟 |
君が綺麗だと賞した夢は 僕にとってはとんでもなく、黒いもの
君とは理解し会えない 君を理解しきれない 君は僕を理解できないだろう
それなのに、君は僕に笑いかけて 僕のすべてを許して
でも、やっぱり僕は君を許さなくて
2007年05月04日(金) |
1484 ありがたう |
僕のおろかな考えを 君のその手で拭い捨ててよ
柔らかな皮膚がふれるたび 静かに白が思考を染め上げて 顔の熱くなる感覚
君は泣きながら 僕を、やさしく
僕の小さなこの手では 君を慰めることはできなくとも 涙を、そっと、拭うことなら
2007年05月03日(木) |
1483 何もかけないと書いた |
僕は何もかけない 書かなくてはいけないと言うのに 何一つかけないから、
と 書いたら許されるだろうか
2007年05月02日(水) |
1482 whisper |
思いを、表に出せない どこかに忘れてきたように 内包する
しているのかさえ よくもわから
わからな
思いを、表に出せない 最初から何もなかったかのように 存在する
しているのかさえ わすれていて
わらえな
2007年05月01日(火) |
1481 感情輸入、構成 失敗 |
イメージは確かに指先でリアルへと変わるけど 今の私には何のイメージもないのdeath 白いのやら黒いのやらそういうものがただそこにあり 空でも、花でも、草木でも、描ければうたえると言うのに
私の頭の中には何もないがぼんやりと存在するだけなのdeath
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