遺書

2007年03月31日(土) 1451 あくしゅ

僕の伸ばした手を
きっと、世界の誰かが掴んでくれると信じている



2007年03月30日(金) 1450 鳥助

口を開くたびにもれる吐息
何かあるたびに吐き出すため息
それらを留めておく媒体に言葉を選び
閉じ込めた

それを読んでくれる人が居ることに
僕は感謝を止められない

君が居るから僕が居る
でも、君は僕が居なくても居れるよね
一方的な片思い
読者の皆さん、愛してる

感想はくれなくていいし
そういった場所は置いてない
つまり、そういうことなんだ

読んでくれている
それだけの、君が好きだと



2007年03月29日(木) 1449 毎日がえぶりでぃ

暖かくも涼しくもない
何も感じることのない
空気の流れの悪いことこの上なし

そういった微妙な空間で
息をして、息をして

明るくなければ暗くもない
誰かの求めた丁度良さ
カーテンの開かない僕の日常

そういった微妙な空間で
目を閉じて、目を開けて

時計を見るたび悲しくなる
今日も昨日も同じだと
景色を見るたび悲しくなる
変わらないのは僕だけだと

現実感に溢れながらも
現実だと認めたくないような

そういった微妙な空間で
僕は生きて、生きて、生きて



2007年03月28日(水) 1448 新陳代謝

忘れていくこと
忘れられていくこと
その二つの価値を再認識し
緩やかな君の感傷は終わり

此の世界にもようやく春が来る

静かに僕は喜んだ
静かに僕は悲しんだ

新しいものを受け入れるため
古いものを捨てていく新陳代謝

捨てたのは君への想い
手に入れたものは

まだ、ない



2007年03月27日(火) 1447 想像的破壊

ことばとことばが重なって
ようやくできたその世界
意味がなければ理由もなく価値もなく
綺麗でなければ汚くもなくどうでもなく

誰かにとっての何かであって
僕にとっては何者でもない
なんとも形容しがたい世界を
僕はつくり、

そしてこわす
僕の手で、或いは君の手で



2007年03月26日(月) 1446 永遠の孤独と

小さな籠の中を走り空を見て、羨む

背伸びをしても、飛び上がっても、何かを踏み台にしても
空には決して届かない

それでも僕は走り空を目指し、届かず

目を開き、見つめている
青い青い空を
虚しいくらいに透き通って
何も残らない空を

何よりも広く
何をしても埋まることのできない宙を

永遠の、孤独を



2007年03月25日(日) 1445 17rRomance

瞬きを繰り返し鼓動を刻み
静かに生命を紡いでいく
それ以外、この平穏を守れるだけの力があれば
僕はもう望みはしない



2007年03月24日(土) 1444 444回の悔恨

生きていくたびに何かを忘れていく
生きていくたびに何かを失っていく
生きていくたびに何かを忘れていく
生きていくたびに何かを失っていく

無意味に繰り返す言葉は
自分自身へのエスオーエス

生きていくたびに忘れていく
生きていくたびに失っていく
生きていくたびに忘れていく
生きていくたびに失っていく

繰り返すたびに僕は思い出していく
何を失って何を忘れて生きてきているのか

生きていくたびに君を忘れ
生きていくたびに君を失い
生きていくたびに君を忘れ
生きていくたびに君を失い

それ以上に辛いことはない
死んでしまえればどれほどに楽だろうか



2007年03月23日(金) 1443 僕の気持ちも、君の気持ちも

何も信じられなくなったから
なんとなく君の名前を呼んだんだ

だけれどやっぱり
僕は君も信じられないようで
音にしても心に届かず死んでいくよ



2007年03月22日(木) 1442 土粘土

ああ、酷い世界に生まれたものだ
これでは確かに僕は君を救えないだろう

ああ、酷い世界に生まれたものだ
これでは確かに君は僕を救えないだろう

壊れた指先は君に触れる前に朽ちていくだろう
ひび割れた掌は君に触れる前に朽ちていくだろう
ああ、酷い世界だ酷い世界だ



2007年03月21日(水) 1441 es

僕達は死する事を恐れ、生きていくことを選んでいる
望まなくとも息をし、心臓は鼓動をうち、細胞は生まれ変わる

最近僕は自分の感情をうまく理解することができない
例えば大切なものを失った時
望まなくともなぜ苦しいと感じ、なぜ悲しいと感じるのか

痛いと感じるのは痛点からの刺激を脳が痛みとして処理しているからだ
身体の異常を知らせるために
悲しいと感じるのは感情の変化を脳が悲しみと呼んでいるからだ
何の為に?

死ぬことを怖いと感じられていた僕が何を恐れていたのか思い出す
痛そうだから嫌だ、では痛みがなければ構わないのか
失うのが怖い、なぜ失うことが怖いのだろうか

思想を廻らす、答えはない
これが答えだ、答えはない



2007年03月20日(火) 1440 Repeat loss repeat

彼女の手首の傷は惨劇の象徴
傷を指先でなぞり
びくつく彼女が今日もまだ愛しくて

浅い世界の構成に
少し沈んで、溺れて行って
呼吸を忘れてそのままに
大した意味のない想い出に溺死する

己の心の傷なぞり
思い出す惨劇の象徴
其処に在るのは、鮮血の溺愛の酷く懐かしい抱擁

浅い世界の構成に
少し堕ちて、ぼやけて行って
痛みを忘れてそのままに
大した意味のない自己満足を繰り返す



2007年03月19日(月) 1439 嘘と現実のせかい

それは嘘であり
それは紛れもない真実であり
それは虚であり
それは紛れもない本心であり

君をただ愛している
君をただ好きでいる

それは嘘であり
それは紛れもない後悔であり
それは虚であり
それは紛れもない真心であり

君にただ恋している
君にただ夢を見てる



2007年03月18日(日) 1438 少年Tの世界

世の中は無情にて
私と私のすべてを削ぎ落とし
世の中は温情にて
彼女と彼女自身を守りとおし

青く綺麗で、儚い空を
白く綺麗で、細い腕で抱きとめた
彼女の頬を伝うのは涙
私の頬を伝うのは涙とは違う何か

黒く塗れた腕で抱きとめるのは何だ
赤い空に流れるのは賛歌
私は薄く汚れた世界で何を謳歌すればいいんだ

彼女は綺麗な歌声で幸せを謳歌する
それはもう他人の為に己が身を賭して謳う
一方の私は空疎な詩を自分の為に何も賭さずに歌うのだ、腐っている



2007年03月17日(土) 1437 hikky horizon

失うのが怖ければ
最初から何も持たなければ良い
傷つくのが怖ければ
最初から何も期待しなければ良い

カーテンを閉じて外界との接触を止めた
一人の部屋で充満する気だるさに身を任せ
孤独と共に朝夜を過ごした

一人で在ることは防性的自己防衛
何もかもを失わないが為に何も持たずに
息をして、生きている

死にたいわけではない
生きるのが怖いだけで
世界が嫌いなわけではない
他人と生きるのが怖いだけで



2007年03月16日(金) 1436 僕たちの嘘

何が味方で何が敵でも構わない
幸せであろうが不幸であろうが構わない
傷が増え心が病んでも構わない
偶然であろうが一瞬であろうが構わない

僕が何であっても
ただ君だけには笑っていてもらいたいと
思ったのさ



2007年03月15日(木) 1435 だから君は死なないで

何処まで行こうか? 何処まででも行こう
そうだな、例えば世界の果てでもいい
何をしようか? 何をしてもいい
そうさ、僕達はただ何処でも生き続けるだけでいい

たとえ自分の立っている場所が
世界の果てでもビル街の中でも
僕らはただ生きているだけでいい

世界がどんなにつまらなくても
世界がどんなに辛いものであっても
僕達はただ生き続けようと思ったのさ



2007年03月14日(水) 1434 白い

白い世界の光が私を
確かに蝕んで
黒く青い私の、私らしさを
奪っていく

色の違うものは蹂躙され
数多いものだけが生き残る
正しさは世界の眩しさに霞み
私の正義は儚く散った

私の言葉は数多くに掻き消され
私の言葉は数多くに塗り替えられ
私の言葉はやがて死んでいく

意味のない文字の集合体
羅列してるだけだと言う
私がこれを作品といっても 世界は決して認めてくれなくて



2007年03月13日(火) 1433 emotion pain

枯渇した才能に
何を求めるわけでもなく
ただ其処から生み出される
感情の膿に色をつけ
それを作品だと偽っているだけ

鈍い痛みが走り続ける創作活動
苦しいわけでも辛いわけでもない
ただ僕は満たされてないと感じる
虚しいという言葉を見つけたとき
不思議な感覚を覚えたりした

声に出すまでもない
文にするまでもない
其の程度の価値しかないものを
生み出している

生み出せば生み出すほどに見ることになる
己の醜態
嫌だ

それでも俺は自傷行為に呼ぶと等しい行為を
続けていく



2007年03月12日(月) 1432 僕に有り触れた言葉で

此の世界に誰かと一緒に笑っていた
幸せで気持ちのいい記憶
きっと、笑顔は其処に置いてきた

世界にひとり ただ、此の現状
しずかに絶望 ただ、此の感情

此処に私の笑顔はない
思い出すたびに痛みが走る

日常の彼方に、笑顔と共に大切に沈んで行け

ただ私は不幸だと、想う
ただ私は君の幸せを、願う



2007年03月11日(日) 1431 赤昼夢

瞳も紅 髪も紅 服も紅
それに対比して映えるような純白の肌

紅と白のコントラストが織り成す少女らしからぬ美しさ
僕は目を奪われ 世界でもっとも深い暗闇を知る
開いたままに閉ざされた視界

僕は僕の左手の血塗れたdollを少女の右手に
Whose is it blood?
誰のだって構わないじゃないか
ただ 真っ赤なスーツの鮮血はきっと僕のものではない

愛しい人にキスするように
唇が鮮血に優しく触れた
少女の純白を滴り落ちるは僕の赤
赤が少女の純潔を汚す

少女は滴る血液を拭こうともせず
そのまま 僕に 笑いかけた

天使と言うのは人が死んだときに訪れる言わば死神でもあるが
彼女が天使ならば
僕は網膜にその微笑を焼き付けて死のう

どうぞ お召し上がりに



2007年03月10日(土) 1430 ガジェット

意味の無い文章を連ねて
作り出す、日常
点と点に価値を求めてはいけない
ただ続いて線であることに意味がある

それがきっと、俺の真理

作業と言う名前で呼んでしまえ
感情など文章を生み出す道具にしか過ぎないと言ってしまえ
俺に大切なのはエゴではないのだ

そうきっと、俺という人間ではなく続く為にあるパーツ



2007年03月09日(金) 1429 白昼夢

僕の大切なパーツを抱えている少女は
綺麗な瞳をしていた
その瞳こそ誰かが僕から奪ったものだから

少女の、片目を抉り出した

悲鳴にも似た何かが聞こえた
僕がそれを悲鳴と認めないだけかもしれないけど
指先に残る妙な感覚
現実とも空想とも何とも取れない滑り

片目を失った少女が僕を見つめた

鬼のような形相でも
軽蔑するような表情でもなかった
ただ僕を嘲笑するような
心を見透かされているような

僕は何だか苛立って
綺麗だと思ったその瞳を
踏み潰し
もう一度聞こえた悲鳴のような何かに耳をふさぎ
逃げた



2007年03月08日(木) 1428 これが夢なら

身体が痛い何処からとも無く出血していた
ボクの服を赤く染めていった
なぜだか急に寒くなっても吐息は無色透明で
これは自分が寒いのだと思った

いまいち沸かない現実感は
何が原因なのだろうか、と考えた
しかし考えること自体が何だかうまく行かないみたいだ

口から出る言葉は独り言とさえ言えなかった
意味不明な単語の羅列
とボクが感じているだけで実際には日本語なのかもしれなかった

ボクの中では今思考しているボクだけが正常で
寒さを感じていることも
痛みを感じていることも
意味不明だと感じていることも
全部が異常に思えた

身体たちは何ら異常だと思うことは無いのだろうから
それらから見たらこのボクの方が異常なんだろう
精神と身体はいまいちリンクしない
身体は動ごかせるのだがいまいちボクが動かしてる感じがしなかった

現実感が曖昧で
これは夢なのだろうか、と考えた
しかしこれを夢だと証明する手立ては一つも無かった

ただ時間を過ぎるのを待っている
もしこれが現実だとしたらボクにはどうしようもない
目を醒ませとボクはボク自身に命令をするが
これが現実だったらそれこそ異常者だなと自嘲している

これは夢が見せる現実なのか
これは現実の中の夢なのか
証明する手立ては存在しない上に
証明されても抜け出す手立ては確立されない
いまいちはっきりしない現実感を
抱えたままに生きるしかないのだろう



2007年03月07日(水) 1427 幻想傷

其れは弱く儚く
朽ちていった
散り様は花のように綺麗なわけでもなかったし
生きてきた姿は蝶のように華麗なわけでもなかった

例えるなら其れは悪夢だった

私に現実とは違った痛みと悲しみを与え
唐突に消え去っていった

存在は消え去っても
痛みは悲しみは
私の中に生き続け
行き場の無い感情をただ、内包する



2007年03月06日(火) 1426 海底イメーヂ

彩度の低い空と黒い海
壊れた人形を抱えているのは、誰?

口を開いて出る言葉
手を動かして記す文章
不確かな現実感

青白い空を見つめて
誰が、誰を待っているの?

日々変わり行く情景
心理を映し出す己の鏡像
不確かな違和感

焦燥、ジレンマ
壊れた人形は、誰?
劣情、ドメスティック
沈んで居るのは、何?

一つ一つ確かに忘れていく
僕が僕である根本を
僕が僕である理由を



2007年03月05日(月) 1424 17rRomantica

17th romanceRomantica
現実を視ながら口ずさむ夢物語は
現実味に欠ける賛歌

ただ、幸せを謳歌する
ただ、狂気を謳歌する
ただ、青春を謳歌する

伸ばした右手の先が宙でも
渇いた唇が潤うことが無くても

ボクはただ、謳い続ける
それだけの、詩なんだ

一人でも二人でも、
やっぱり一人だけで、ボクはボクを謳う

17年目の夏が来る



2007年03月04日(日) 1423 gelshanieo

手を繋ぎ笑いかけられても
私は笑い返すことができなかった
泣いている彼女を前に
私は一緒に泣いてあげることができなかった

小さな少女と、笑うことを止めた人形の夢
誰もが踏み潰して、消してしまうくらいの小さな希望
それが私たちの世界の全てだった

音にするのも馬鹿馬鹿しく
記することも無駄に思えるくらいの
小さな世界の欠片を
私たちは一緒に抱いて



2007年03月03日(土) 1422 allshanieo

惰性で続ける日常に
笑うことさえ忘れてしまい
最近では涙を枯らした

腐っていく朽ちていく
この体は健康的な色にも関わらず
心理的深層的
声に出さなくとも判る

夢うつつにさえ私は
絶望とも何ともいえない感情に身を委ねる

静かに心を閉ざしたままに
笑うことも泣くこともない
私に、何の価値があるのだろうか



2007年03月02日(金) 1421 illshanieo

空に孔が開くほどに
見つめる彼女の眼を奪い
地に跡を残すほどに
駆ける彼女の脚を奪った

人の形をしないそれを彼女と呼び
彼女の眼と脚を己の物とする
この行為を正義と愛と呼び
泣きじゃくる彼女の頭をそっと撫でる

彼女の眼を持ってしても空はまだ明るく
彼女の脚を持ってしても影はまだ足元にある

常識から逸脱できない私は
世の理に囚われたまま繋がられたまま
記憶の果てに
落ちていく



2007年03月01日(木) 1420 イシャニオ

口を開くたびに嘘を重ねて
潤う唇に指を重ねて



そう言った類の現実は
僕にはなく
ただ

鳩の死骸を傍らに
真冬の春を歩く

灰色の建造物
自意識過剰の自画像
突発的な後悔

格好良くも
悲しくも、嬉しくも
何ともない

実に味気のない現実が
目の前に広がっている


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