2003年10月31日(金) |
Dead.Dead.Dead high |
目の前にある絶景を最後に思う幻想。 高台に立ち、望むことも何も無い一つのプロセス。
僕が死ななければ何も生まれない。 何か死ななければ僕は生まれない。 何かが死んだら、何か生まれる...?
「今日最後のあなたの小さな手を。」 それは嘘で。 「人生最後のあなたの小さな手を。」 死ぬ前に、さようならも言えない。
僕は死ぬ、それは明らかだ。 理解はしているが、わかっちゃいない。 新しい世界へ飛びたつ新しい翼のような気がする。 死ぬと言う言葉は軽く。重い。矛盾。 生きるということは死ぬことじゃないのか。
人は死ぬために生きる。 人は生きるために死ぬ。
―じゃぁ僕は?
絶望です、目の前です。どうにもなりません。 騙されています。今此処にいます、臆病者が。 黒いカーテンです、一枚目の前に引かれてる。 目の前は夜です、いつまで待ったって夜です。 嗚呼此れはどうしようにもなりません、絶望。 騙されています、分かっていますだけれども、 すいません理解できません、矛盾です、此れ。
死にたいです、死にたくないです、どっちだ。 僕の名前はなんですか、名前がわかりません。 いつ生まれたのか、絶望でした、それさえも。 薄い希望が潰されて、もっと薄くなっていく、 だけど消えない、でも、希望ってただの妄想。 意味なんてないのです、だけれど僕は未だに、 この手に握った希望を、未来をまだ離さない。
カーテンの向こうではきっと空が青いんだろ。 分かってるけど、ああなんでだろう、絶望を、 絶望に、絶望に浸っていたい僕は一体なんだ。 勇気も正義も向こうにはあるんだろう、多分。 でも、行きたくない、なんで。生きたいから。 理解できない恐怖、なんで。理解できないの。 絶望に広がる小さい希望、離さない、薄くて。 これ以上は、もう潰れない、ブラインド越え、 離さない、腕が消えても、君だけは、希望を。
明日の朝には僕は死んでしまう ただ其の前に生きた証を―。
嘘のガラスを勇気で突き破れ。 真実の愛を探すために。 夢が覚める前に生きる意味を見つけろ。 どれだけ罵られても。
乾いた瞳見つめないでよ、僕はまだ生き続けたいんだ―
時々想う事はある、 けれどそれは言葉にならなくて消える。 わたしは其の空白を見つめて
「 」
好きと入れたりしても、 其れにあう物などないのです。
世の中にばら撒いたピースを、 今も必死に集めるのですが、 どんな言葉もこの「 」のパズルにはまらないのです。
2003年10月27日(月) |
Dark Drive. 毎日詩No200!! |
日頃体が痛む。頭が痛い。 絶望を目の前に死にたい。 明日にはもう家には居ない。 さようならに代えて―と、そんな言葉はない。 僕の好きな色を添えて。
ところが周りの景色が変わっていくじゃないか... 明日になったんだ。制服まで来て。 ムカつく先生も人間もいない。 希望が見えた―気がした。
でもやっぱりまだ夜だった。 其の時耳元でこう聞こえたきがする 「なんだこの程度の絶望か。」
決められた言葉に縛り付けられている。 愛は僕の胸に近づいて息づいている。 キーボードで打ち込む二十一世紀。 単語を繋げてただ満足もできない少年。
「 」
空白で気持ちを誤魔化せたらいいのに―
2003年10月25日(土) |
Dark dive. |
手に入れた自由を魂ごと手放した。 涙を丸ごと缶いっぱいに入れて流した。 何か大事な物が欠けている。 蜂蜜の味、苦労と苦痛を貯めているのに。 英雄も王も統一なんて欠片もない。 善者、偽善者全員集めて一言だDaemon。 水準以下の生活だって変わらない。 まるでゴミ扱いの僕は一体なんだ。 望む絶望を目の前に動き出したArc。
不安と苦痛に阻まれた世界を見放す。 幸福も何もない欠けてなんかいない。 愛も恋も嘘も誰もくれやしない。 砕け散った大地から生まれたのはArcaive。 ないないばかりの人生を最後に。 手放した自由の名を忘れるほどのDistanceを。
―ごめん本当は俺、大豆好きなんだよね。
馬鹿なセリフから始まった井戸迷宮。 クロスワードパズルでそんな長文を。 80×300の巨大クロスワードを、 はっきり言おう、すいません無理です。
でもな、意味ないのよ。
失礼しました。 エレベーター・ガールが言う。 いや、言ったような気がする。
此処での問題点はどうして9階に居るか。 1,2,3,4,5,6...スイッチを数えたって6つだ。
更に考えよう、何故係員がこないか。 止まって四時間程度じゃダメか?いや、そんなはずない。
そして最後の問題は、 「開くボタンがない」
星が叫ぶ 人が死ぬ
星が叫ぶ 人が死ぬ
星が死ぬ 人は叫ばなかった
無意識と意識の狭間で、 「ただ前を向いて歩こう」
重力に縛られたまま生きてきた、 そしてこのまま死ぬ。 それは当たり前の事だった。
「綺麗に細工された世界を舞台に。」
妊婦と産婦を取り巻いた怪事件 世界を参拾弐で割るような世界論争 七つの色を灰色にした夜行月光
全ての偶然を追う自分を追いかける自分。 アレは自分の影だとつい最近気付いた真実。 追われているのは自分なのか。 七〇六二階の四五号室のドアを蹴り飛ばす。 2ヶ国語を同時に喋るシャリコウベ。
空は快晴、笑顔ばかり溢しやがった。 こぼされたえがおをくってかげはまたでかくなる。
愛も金もない。 力も夢もない。
意味のないメールを。
海に沈んだ愛。とかそんなものいらなくて、 歌が歌えなければ歌わなければいいし、 愛してもらわなくてもどうってことはない。
上からの圧力で制御されている国は、 からころと音を立てて昨日までの平和を崩した。 其の世界は偽物でした、って言ったみたく。 これは愛でもなんでもなかった。
積み流し、積み流す。もう何も聞きたくなかった。 瓦礫の上じゃ少女が唄うし、道路の上じゃ青年が死んだ。 わたしは壊れた人形を抱いて歩いているけれど、 行き場所はないような気がした。
I am in the sky
世界は繋がっているのだな、と。 繋げた人にありがとう。そしてパンチを。
solitude[寂しい場所]
紅い夕焼け 青い虚空 俺は一人なんだ。
世の中の疑問をすべて取っ払う、 夜中に始まるラジオストーリィ、 現代用語に追いつけないルーザー。
最初は一人に依存し確実に一つ一つへと、 人間は依存していく生物である。 そうであるかぎり依存する物がない、 孤独からは逃げる事などできないのだ。
夜な夜な走りつづけるランダバウト。 距離が縮まらないままディスタンス。 星空を見上げて気持ちセンチメンタル 光は孤独なんだ、誰も追いついてくれないから。
幾千の孤独を目の前にしたって、 幾千の仲間がいると、思える心が大切なのか。
万有引力を無視した亜空間ブラスター、 ブランクを埋め尽くそうとして起こる爆発、 地面を丸ごと削る生物型爆弾、生物兵器。 孤独と戦う為の敵、宇宙という孤独空間の中で。
VとFとの水中空間も、仮想現実のようなもはやこれは現実ではない。
最後の夜 最初の空 紅い夜空 黒い太陽 黒い世界 悪政治界 俺政治家 幸せな家 幸福です 大福大好
もう何もいらない・・・
今日はどうしても優しい気分なんかになれなかった、 理由はそこら中にいくらでも転がっている。 だけどそんな理由じゃ表せないくらい むしゃくしゃした理由と言うか感情だった。 ぶわぁとした白い翼が欲しかった、 欲しければ探せとかそんなこといわないで。 そこらじゅうに穴がいくらでも空いていて、 たくさんの穴の中には人がいたわ、寒そうに密集して、 「何?そんな目でみないでよ」 ハイヒールで踏んづけてやった。痛がってたわ。 勝利のVのVはVictoryのV?そんなこと知ってる。 ただVマークを見せ付けてやった。 踏みつけながら空を見ていた、何も考えていなかった。 だけれど見ているうちにむしゃくしゃしてきた、 ああ、どうしてああも青いんだ。って。 空はあんなに青いのに私はどうしてこうも傷ついてるんだろう。 ここら辺の子供たちでは自転車がブームだった。 変速ギアが珍しくらしく私の自転車のギアを変えまくった挙句、 そのままにしてチェーンが外れた。 直す気もおきず道を歩いた。穴はまだたくさん空いていた。 空き缶の穴なんかが私と重なって、傷だらけの人生。 今までの想いをぶつけるように空き缶を思いっきり蹴飛ばしてやった。
即興ゴルコンダ
もうすぐ冬だねって言って君は 僕をスキー場に連れてきて 雪も積もってないのに寒いねと言って だからこのカイロを貼りましょって、それはステッカー
焼けるように熱い背中に張られたカイロ。 僕の背中が漕げはじめるけど、 無理して笑って見せた。
どうしてか君は半分寝ていて すいすいすっころばしと歌いながら 僕のほうから逃げていった
消尽点、N&S
本当にみんな好きなのか。 以前は好きだと思えたはずなのに、 今では全く逆のような気がしてきている。 夜になってもいつまでも気持ち悪くって、 もしかしたらみんな嫌いなのかもしれない。
本当にみんな好きなのか。 共通の接点を持っていたはずなのに、 今差し出された其の手を振り払われそう。 朝になっても不安だけが気持ち悪くって、 好みは案外身近に感じられないのかも知れない。
此の世界では排除した記憶までが蘇る。
幻想と現実を二つ重ねた仮想の中で、珊瑚のピアスと深紅の誓いが交差する。 世界エレベーターが真っ逆様に落ちた、微笑む君は二度と手を振らない。 人類最後の楽園は不自然な形で終焉を、太陽が消えて僕らは闇に飲み込まれた。 二度と僕らは微笑めない、落ちたまま二度還ってこれないかもしれない。 世界を迷走した挙句の果てに、始まりを見つけてそして終わらせてやった。 抱きついたまま離してくれない絶望と、笑いながら生きていけたらいい。 幾度も変わり果てた世界を、僕はどんな眼で見れば―。
黒い鳥の翼だけを切り落として、世界の始まりは赤と黒。 どんな翼でも世界からは飛び立てやしない、微笑む君はもう二度見えない。 光は消えた。太陽は戻ってこない、誰も見たことなどなんて無い。 誰も愛なんてくれやしない、黒い羽。 鳥のように飛んでいきたい、そしたらこんな世界けし飛ばしてやるさ。 空を迷走した挙句の手に、僕らは絶望を目の前に倒れる。
和音との共同タイトル。 和音から「ダウンロード少女」
wwヘ√レvv...Download...wwヘ√レvv ―世界から落ちた、抱いた
世界の演説者は、世界から落ちてきたテープ。 世界の演説者は、全て口パクだった、夢かも知れない。
此れの最終形態は、脳のデータ化。今だやろうと誰もしない。
(空白)
空白で思いを伝えようとする人がいる、 好きなんですと言う思いじゃなかった。 甘いはちみつでもなかった、HoneyBee。
「 ! ・・・。 、 ?」
不完全に落ちた。 僕と私。ボイスチェンジ。マイク。 欲しいと思った。以上。
{y+x=y+x}
罪も罰も受ける、来てね。 私は女です。だけど僕は男だ。 薄っぺらいディスプレイ一枚が映し出す、 本当の意味で薄っぺらの愛。 それは、偽物だ。遠距離なんかじゃない。 本当は、アナタの隣にいるかもしれない。 薄っぺらい情報に惑わされた、 僕は私は演じるのです。 この言葉をダウンロードして見ている人だけに、 この世界は―。
―激しい矛盾を盾に、武器に―
世界の演説者 甘いはちみつ ボイスチェンジャー ディスプレイ上の愛 無限の宇宙 未完全な体―。 どうして、私は少女なんだろう。
愛も罪も嘘を 夢も涙も罰を 花も翼も君を 光も裏も私を 恋も憂も僕だ。 本当の敵は―。
↑空白一つ ↓空白三つ ドラッグでどうぞ。
少女の唄を。 聞いて欲しい唄があるのよ。 アナタに届いて欲しい想い。 手を動かして止まらないで。
違いますでわかる人生。 世界をダウンロード、 する少女。
愛をする。恋をする。 為の落とし方を私は知ってる。
私は堕ちたんだ。知ってる。
世界規模で広がるウィルス。「ビフィズス菌」 ビフィズス菌は言った。叫んだ。聞こえないけど。 「仕事場では下の名前で呼んでぇ―」
秘密だけど言ってやろう。 ―ビフィズス菌は仮の姿だ。 主人からもらった思い出のズボンが、 入らなくなってしまって泣くような、 人妻だったりするんだ。いや、本当。
ビフィズス菌には主に2種類ある。 善玉ビフィズステール菌と、 悪玉ビフィズスタール菌だ。 ここで重要なのは善玉はコーンフレークに入れると 弾けて変わってしまうんだ。 それが徘徊的ビフィズッタ成り菌。 意味なぞ無い。
ビフィズス菌は目を凝らせば見えます。 アナタの脳内にもしっかりいます、きっと。 日本でいう1/10000ぐらいがビフィズってます。
でもこれ、明日の話で関係ないです。 明日のニュースを見てください。 でもこれ、いつみても明日なんですよね。 流石だよ、ビフィズス菌。
2003年10月08日(水) |
Blank of room |
定められた時間はもう意味を持たなくなった。 果たされぬ約束は、いつしか私を拘束する為の呪文。 いつの日かの約束は、もう定かではない。 アナタを待って私は幾つもの夜を越えた、 窓のない部屋が締め付ける孤独を乗り越えた。 諦めた約束をまだ諦めきれていなくて、 辛くて苦しくて寂しくて涙が出てきた、そして消えてく―
眠り続けても、悪夢は来る、救われない。 アナタに縛られた私は―、いつになったら自由を―。 約束は拘束は、束縛されて、動けなくなるだけ、、、
夢の中で傷だらけの猫が言う言葉は、音にならずに消えた。 私の声も音にならず、消え。思いさえも、消えた。 拘束がいつか自由になる幻想。 思いは届かず、宛名の無い手紙も積み重なっていく。 波の音が聞こえる―。自由になりたい。
涙は流れていく、哀しくないはずなのに―。 解放はいずれ抑圧へ、変わり果てていくだけ。 もう何も求めない。 もう何も守れない。 空っぽの気持ちが心を求めてる、 今日もまた言い訳ばかり探すようになって。
2003年10月07日(火) |
Night Space |
僕らの哀しみと地球の哀しみを、 足して二で割った数を僕は見いだせない。
僕ら人類は解決しない哀しみを、 抱いたままで宇宙へ飛びたつつもりだ。 ―泣きながら空へ飛んだパイロットの涙は、 いつか雨になって人類の食物を作るのだ。 ―子供の疑問はそのうち高速道路の制限を 無視して音速で打ち抜いて行く。 最近のシップも便利になったもんだ。
総てに一貫性を見いだした、 アイスブルーの瞳は。 「22世紀なめんなよ」と言った。
世界迷走二十四時間。 僕の上はいつでも夜だ。 右も左も真っ暗だ、 逃げても逃げても孤独だけが友達。 「西ならわかるんだけどなぁ・・・」
降り止まない雨は、僕に冷たいだけ。 降り注ぐ太陽光は、僕は熱くてしょうがない。
何か大事なものを置いてきたまま僕は生きてる。 何を忘れたかさえも、忘れたまま進む。 僕を見たまま叫びつづける少年の姿が懐かしい―
空は崩れたまま誇らしげに過去を残していった。 走って辿りついた先で見えた空では、 楽園が泣きながら枯れて壊れて消えていった。 全てはいつか壊れるのだけれども。
君を思い出す事もままならなくなってきて、 君の歌った唄が辿りついた場所は 子犬の気配もしない街だった。 少女は壊れた人形を抱きながら道を歩いていった。 僕は何もしようとは思わなかった、いや、できなかった。
世界はもう終わる、それが僕の世界かどうかはわからない。 大切なものを忘れたまま僕は何故だか泣きながら笑った。 無意識に発動する危険信号「痛み」さえ、もう鳴らない。 嗚呼、僕は結局最後までわからないまま逝くのか。 北の空では雲が泣き、南の空じゃ星が死ぬ。 ―人は逃げるために楽園を探してたのかも知れない。
耳をすませば聞こえてくる、 廃棄音、生活音、心音、濁音... 零も夢も明日も過去も僕さえも― 現実には程遠いほどの現実。
2003年10月05日(日) |
哀しみアートスティッカー |
僕らは強くない。だから離さない、この手を。 握ったまま。ずっと。―夢を見せて。
「耳を駆け抜けたVoice。 空を貫く青いshot。 僕らのBeat。 夢はいつもFake。 気付かないまま進んでいくReality。」
色鮮やかな未来は幻想。 猫がキャンバスに描いた自由。 人が未来を見つめる為の妄想。 騙されつづけてそこは人類最後の闇。 何もかも外れてばかりの嘘が見させた絶望。
希望は人類の妄想、存在しない道。 信じられない幻覚、世界への諦め。 夢を信じられない、政治への反抗。 忘れ物を忘れてる、私は誰だった。 翳された行く道が、霞んで行った。 這いつくばってた、自由のために。 ―それは結局意味のない自由。 例えるなら無人島の紙幣。
束ねられた過去は、未来の為だけに。 未来は過去へ、止まらないCycle 哀しければ泣けばいいじゃない。 泣いても枯れない涙は命がけのResistance 毒を飲んでまで僕らは自由を選んだ。 縛り付けられたまま手に入れたFreedom
垂れ流した涙は地べたに張り付いた。 そのまま地面へステッカーのように留まる、 人が流した涙だけじゃない世界全ての哀しみが張り付いたまま、 この世界は廻っている、仕方なく諦めて。 哀しみの芸術。
君の手から、魔球が・・・。 「打てるわけねーだろ」
変化を受け入れるためにはァ。 ―情熱にとらわれすぎた! 一番の武器はァ。 ―魔球44号。 僕らの友情はァ。 ―魔球開発した後で、うてるわけねーだろ。 君の魔球が、地球を廻った時間は、 ジャワ原人が一年かけて見つけちまった。
魔球は宇宙へ飛び立った。 ああそうさ。 ―宇宙なんてちっぽけなのさ。
宇宙が魔球を飲み込んだ。 ああそうさ。 ―見えないんだから決まってんだ。
あの魔球は、なんて早いんだ。 打てるわけねーだろ。 かすりもしねーよ。 当たり前だろ、投げてないんだから。 へ、へぇ・・・。
僕は知ってるよ。 君がその魔球の為に白飯で球を作るような、 ハンプティダンプティもビックリな人間だ。
君の手を、振り解いて。 「地球儀から伸びる手を」
誰でも優しい気持ちになれる国はァ。 ―もう、なくなってしまった。 天国に一番近い島はァ。 ―天国に行っちまった。 南の島はァ。 ―南に行けば。一回転してどこが南かわからなくなった。 愛と正義が、地球を廻していた時代は、 北京原人が食べてしまいました。
人類は宇宙へ飛び立った。 多分。 ―地球儀からみた視点で。
地球はこんなに小さくなった。 多分。 ―僕らからみた視点で。
夜空に輝く星は、なぜ綺麗なんだ。 光っているからさ。 なんで光ってるんだ。 星だって大変なんだよ。 へぇ。
僕は知ってるよ。 君が白飯持ってデパートの試食コーナー行くような、 スーパーマンだってことぐらい。
あ 赤い空や青い空を流れる雲や、 い いらないと思って捨てた人も、 う 埋めた思い出も、 え 鋭利な刃物も、 お 俺にはもういらないよ。
あ 愛されていなくたって い いいと思えるようになりたい。 う 薄汚い世界では え エラ張った人間以外、 お 俺には寄った来なかった・・・。
あ 嗚呼―今日も。 い いつだって同じ。 う 売れのこりみたいに、 え 延々と時間だけが、 お おーい少しは買ってくれ。
愛しい季節はもう戻ってきてくれなくて。 海に愛や恋は沈んで行って魚の住み場になった。 罪も罰も構いやしないけれど私は、私は愛してもらいたい。
ロマンに満ちた世界は夕暮れ時まで。
エレベーターは紐が切れて最上階から落ちた。 エレベェタァガァルは落ち着いて、もちついた。 時間の流れは変わらないハズなのにとてもゆっくりだ。 こんなことを友達と話せるなら、 笑いながらこんなことがあったよって言うのもいい。
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