昨年亡くなった方の誕生日に、故人を偲んで7人が集まった。思い出話をしていてもその隙間にぽたぽたと涙の落ちる時があって、まだついこないだのことのよう。静まりかえった部屋に戻るとハナがひとり寝ていて、早速散歩に。断続的に降っていた雨が上がり、街に転がる金属のどれもが洗われて、とても綺麗だった。