三番目の作品集になる「街函」の試作品ができました。 画像がそうです。
今回はいよいよ「糊付け製本」です。 紙を揃え、「本の背中」に木工ボンドを直接つけて染み渡らせ、広辞苑で重しをして一晩。そこに別につくっておいた表紙を貼り合わせます。
前回の「音函」よりもずっと本らしい体裁になりました。 これから「あとがき」ほをつけ、ページを整頓してできあがりです。
あとは紙の選び方です。「本文紙」をどうするか。画像の紙は一般的なPP用紙。インクジェットの両面印刷にするかどうか。 表紙はPC用の写真用光沢紙を使っていますが、他にも和紙を使うアイデアもあり、検討中です。
内容に関してはブログにアップしたモノを手直ししたモノがすべてです。 そして、一番怖ろしい我が畏友にして驚異の読書フリーク「文庫本主義者」の「検閲」を今、受けているところです。 意外や意外、今のところ「音函」よりはるかに良い評価。 特に「こうつと、こうつと」は絶賛されました。
いつももっとまじめに読め、あんたの選ぶ本はおかしい、もっとお金になるもんを書け、あんたはほんとにあほやね、認知症とちゃうか、などと罵詈雑言を浴びているのですが、 思いもよらぬ反応に、脳に報酬系のホルモンが放出された模様。 やる気が出ますね。 しかしまだ中途。油断すまいぞ。…。
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