2008年01月23日(水) |
事実は小説よりも「本当に」奇なり。 |
■ポール・オースターの「トゥルー・ストーリーズ」が文庫化された。 ぼくにとっては待望のことである。
「偶然」「シンクロ」「偶有性」といったものが現実を作り上げるのに大きく作用している、と感じる人や、「事実は小説より奇なり」ということが本質的な真実だと思う人は、とても励まされると思う。
ポール・オースターは、現実がいかにダイナミックなものかを鮮やかに示してくれている。 世界は人の予測なんか簡単に裏切るし、世界に定まった意味なんかないのだ。
ぼくはこの本を読むと元気になる。 この本を読むと物語を書く作業にに向かっていけるのみならす、生きてることに素直になれる。 何度読んでもわくわくするエッセイ集だ。
■最近よく読んでいるサイトは「日経ビジネスオンライン」の様々なコラム記事。とにかくおもしろい。
http://business.nikkeibp.co.jp/index.html
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