散歩主義

2007年06月02日(土) 忘日

待ちくたびれてみることさ、とキャンパスの多くの人に敗北感漂う70年代初頭の京都の、アンダーグラウンドで唄っていたのはチャーボーだった。

…焦ることなんてないよ、待ちくたびれてみることさ…

今では村八分の盤は聴かないけれど、この歌詞だけは覚えている。

ひたすらに待ち続けること、漂い続けること。
何を待っているわけではない。たぶん次の瞬間の自分を待っているんだ、といえるかもしれないけれど…。
日がな一日「河岸忘日抄」堀江敏幸を読んでいた。


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