散歩主義

2007年06月01日(金) 船でも方丈でもなく

メルマガの配送を確認。ほっとする。
それから詩を清書しながら推敲。何度も書き直す。
夕方に投稿。

神経が疲れたので、少し休みながら本を読む。
堀江敏幸「河岸忘日抄」のどこでもいいから任意の頁から読み出す。
一度読み終えると、この本はそういう読み方も許してくれる。

ここは船でもなければ方丈でもない。
セーヌ河畔でもなければ日野山でもない。

パンジーの終わった鉢に何を植えるか思案する、
古い街の、北のはずれである。

夜、ロッド・スチュワートの去年のニューヨークライヴのフィルムを見る。
とてもよくて、すっかり和む。

彼の全盛期は70年代だと思っている。40歳前後の彼にはなんの関心もなかった。アルコールに溺れて潰れるだろうと思ってた。

ところがある時期から歳をとればとるほど、どんどんよくなっているらしいという情報をききつけ、また聴き出したのだった。

特に「グレイト・アメリカン・ソング・ブック」の仕事は素晴らしいとおもう。選りすぐられたスタンダードとクラシックソウル。
そんな彼も60歳になった。

懐が深い。かっこいいね。ますます渋い。

ライヴでは最後に大好きなオリジニルナンバー「マギー・メイ」を唄ったので、嬉しくなってしまい、
番組が終わってから、「グレイト・アメリカン・ソング・ブック」で一番好きなvol.4を聴く。

You send me、Blue Sky…
好きな曲が続く。


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