急に暑くなりました。 季節の変わりようが、ずいぶん強引になったような気がします。 数年前からそんなふうに感じています。
Tシャツ姿で植物をいじっていても平気です。 自転車で走るには、また長袖の方がいいけれど、それもTシャツです。
佐藤正午「小説の読み書き」(岩波新書)「ありのすさび」(光文社文庫)を読み終えました。 語り口が柔らかいというか、視線が「見下ろし」でないというか、わかりやすい文章でした。エッセイの内容にも共感するところが多かったです。
具体的に何が、と問われると長くなるのですが、 例えば「人はものを「書く」ということはしていない。正確には「書き直して」いるのだ」という認識や、 「小説を書くのに男はまったく役に立たない」ということなど、です。
彼の短編小説集を発注しました。 その後、彼のホームページで、彼自身の自信作が「取扱注意」という作品だと発見。 最初のを読み切ったらそちらに進もうと思います。
佐藤さんを通じて野呂邦暢という作家にも行き当たりました。 読んでみようと思います。
|