散歩主義

2007年01月07日(日) ぐずつく雪模様

朝から激しい横殴りの雪が降り、少し積もった。
と、いつの間にか雲が切れたり、雨になったりして雪は融けてしまった。
結局、ぐすぐずに濡れた街が夜に放り出されている。

「鯉浄土」、短編二つまでじっくりと読んだ。肉体から、生活の手触りから物語が飛躍する。
ごつごつした突き放したような文体。

生まれてくることは屁をひるようなものだ、と書いたのは深沢七郎だったけれど、その言葉が浮いて感じるほど
村田喜代子の書く女性の身体は肉を感じさせ、しかもそれは異空間である。
つまり、男には書けない短編小説だとおもう。

これからさらに読み進めていく。

自分のこと。
メルマガのための畸編小説を書き始めた。


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にしはら ただし [MAIL] [HOMEPAGE]