風邪は山を越えたようだけれど、残骸のような身体が残った。 咳が少しと喉がまだ痛い。 身体全体にけだるさが残っている。
動かない、動けないでいるから、そういう眼になる。 「ミクロ」をみる眼。 その眼で休みながら詩の推敲をし、投稿する。
その眼で考えて、長い小説の締め切りを三月三十日に設定した。 それまでに書ききり、推敲し終えておくこと。
とりあえずパソコン上と原稿用紙と二つに書いているので、連結し原稿用紙に移すところからはじめる。
村田喜代子「鯉浄土」は「薔薇体操」まで読む。 どの作品も幻想がなまなましく立ち上がってくるのだけれど、立ち現れ方がとてもおもしろい。 怖さもある。
今日も早く寝る。
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