久しぶりに雨が降った。本降りである。 黄花コスモスの花びらが、アスファルトに散らかっていた。
夕刻、ふと、何かおもしろい本はないか、とおもい、調べてみた。
すでに注文している本もある。 先月から、光文社より「古典新訳文庫」が出だしていて、 そのなかからジョルジュ・バタイユの「マダム・エドワルダ/目玉の話」を注文した。
「新訳」というのが、いいかなとおもったのだ。 新しい光が当てられるかもしれないし、それで「なにか」が感じられたら、おもしろい、と。 安価で読めるのも嬉しい。
いろいろと調べて、明日にでもこっそり注文しようと思っているのがポール・オースターの「ティンブクトゥ」。 これは文庫じゃない。 犬と人の話、犬の視点で書かれた話、ティンブクトゥとは「あの世」ということ…。人はどうも詩人であるらしい…。 これは、読まずにはいられない。
雨降りの中、果敢にもハナは散歩に出かける。 「病気」以降、身震いするとバランスを崩して倒れていたのだけれど、崩しながらも倒れなくなった。 元に戻ろうとする力の凄さに、打たれる。
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