プレゼントを戴いた。 一つ。 万年筆を「文庫本主義者」の夫君から。 万年筆は大好きな筆記具である。だけどもモンブランの極細を使い損ねてから、しばらく使わなくなっていた。もう一本のシェーファーも旧いポンプ式でやはり細字である。 歳のせいで細字が苦手になってきたのか、それともやはり日本語には中字以上が向いているのか、「太字」のモンブランをいつか、と思ったまま果たせずにいたのだった。
戴いたのはプラチナの「中字」。早速、縦書きで書いてみるととても滑らかに書ける。これならわざわざ「太字」を求める必要もない。しかも貴重な「屋久杉万年筆」である。 ボディの部分に屋久杉が使用してある。 握った感触も見た目もとてもいい。有り難く頂戴した。
一つ。 最近、「光函」「音函」を読んでくださった方から、とても素敵な感想を頂いた。 ぼくは励まされ、また書いていく気を強くさせて頂いた。 何よりのプレゼントである。ありがたい。
この方も、そして「文庫本主義者」の夫君も短編小説がいい、とおっしゃってくれる。 詩について。 「文庫本主義者」の夫君など いくら現代詩としてどうか、といったって大衆の分からないものなどなんの価値もない、という。 言葉によるイメージの喚起、言葉の感覚、言葉遊び、そういうものは不要だという方だ。 現代詩は「詩を書く人にしか分からない詩」になっているのだろうか。俳句や短歌のほうがおもしろいという。
「光函」は2007年1月末で絶版となります。
|