京都市美術館へ。 やっぱり広い。以前開かれていた別館よりはるかに広い。 で、メンバーたちの尖りぶりを拝見。 個人的には竹林柚宇子さんの「ひばり」と天宮志麻さんの「午後」に特に惹かれた。
見ていて思ったのは、「作風」。このメンバーたちの絵は何回か見ているからか、それぞれの作品を見てすぐに誰の作品かわかってしまうこと。 長くつきあっていけば、それを破ろうともがく感覚や、こだわろうとする感覚までもっと見えてくるのだろう。
「展示場所」について。 招待作家の荒井経さんの「景色」は、プルシャンブルーに沈む遠景を連作で描いていて、この作品はこの場所を必要とするだろうと思った。全てを展示しようとしたらもっと広い場所も必要だ。
もうひとりの池永康成さんの作品は昨年の個展からのものだったのだけれど、この方の絵は微妙な光線の配慮が必要だと思う。このサイズの作品を展示するならば、どの美術館でもそれなりの部屋や区切りを用意すると思う。 パーテーションで区切るなどの仕掛けはやりすぎだろうか。他の作品が大作揃いなのでふとそんなふうに感じた。 池永さんの絵が好きなので、見せ方にちょっと不満が残る。
それはともかく、天井も高く広々とした京都市美術館一階を十二分に活用しようとばかりに尖のメンバーたちはのびのびとした大作が目立つ。 作品群はおもしろかった。 高村総二郎さん、寺村里香さん、比佐水音さん、藤岡雅人さん、兼若和也さん、林孝二さん、マツダジュンイチさん、山口和孝さん、横田和枝さん、若狭悌尚さん、そして山本俊夫さん。
山口和孝さんの「Style7」は20メートルに及ぶ巻物風変化譚のような作品。あいまに一つだけ鳥と一緒にトビウオが飛んでたらおもしろいのになあ、などと思ったのでした。
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