天気がいいので、どこかに行こうかとも思ったけれど 風邪でからだが相当、消耗したようなので部屋にいることにした。 ハナは二階の日当たりのいい場所に上がり、猫たちはベッドの中にいる。
観光客も少なめで、街は静かだ。と、いっても嵐山や五条坂のほうは大変な混雑だろうな。 うちの近所のお寺も紅葉は綺麗なんだけれど、道がわかりにくいから空いているみたい。お寺としてはじゃんじゃん来て欲しいんだろうと思う。
部屋で「Ku:nel」や「ナナムイびと」や「新潮」を読む。 「新潮」で保坂和志さんが引用されていた小島信夫の「裸木」がとてもおもしろい。リズミック。それにはまるととにかく抜けられない。
そういえば風邪で寝込んでから自分の書く作業について「立ち止まった」感がある。 自分を見つめ直しているというべきか。 もっと意識的になるべきだとまわりからいわれる。 つまり売りこめ、ということだ。徒手空拳だけれどやることはやっておこうと思う。
それとは別にローカルとネットでの大切な読者のことを考える。 それが一番に思える。 だからやっぱり書こう、と。
それぐらいまで考えた。 自分の寿命もある。 小説や詩を書きながら死ねたら素敵じゃないかと思う。 幸せなことだ。
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