散歩主義

2005年01月18日(火) 書いているときの音楽、書く前の音楽

こないだテレビの「あるある大事典」で「よりよく集中するには」ということで
色と音楽と飲み物を紹介していた。

それぞれ「黄色」をみる、「マーチ」を聴く、「日本茶」を飲む、だった。
全部「事に当たる前」にね。

黄色で思い出すのは、頭がくらくらしたことかな。
ビートルズのサージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンドの見開き内側。
歌詞の背景が真っ赤だから、そのあと見開きを開いたら、
それだけで頭が吹っ飛んだ気がした。

「マーチ」っていうのが凄いね。「クワイ河マーチ」とか「ミッキーマウスのマーチ」ですかね…。「テンポ116」が人間の拍動のリズムに合うんだとか。「テンポ116」とはメトロノーム上の数字です。

日本茶はよく飲むからべつにどう、ということはなくて、そのとおりだろうと思う。

ほかに、顔を両手でたたくというのもいいらしい。
三叉神経を刺激するから。脳に刺激がいくんだね。ぺしぺし。

ぼくは音楽をよく聴くけれど、書き始める前と後では音楽が違う。
書き始めたら何聴いてても同じ。つまり鳴っているけど聴いてないんだと思う。
頭の中で組み立てているときの音楽の方が大事かも。

例えばBrian Enoの On Land。
ものを考えるにはいいと思う。よく聴く。
全然マーチじゃない。普通の人なら寝るかも、と思う。
そんな音楽。

だけど、この音楽を聴いて頭が冴え冴えとするような時は、たぶん集中した状態なのだと思う。
考えが浮かび始めると、たぶん何も聞こえていないとも思うし。

書いていて、身体が動き出すようなノリノリの状態になるのは「マーチ」っぽいリズムの曲。それは合点がいく。
ロビー・ロバートソンとか、シールとか。だけど腰が浮いてしまって書いてるどころじゃなくなる。

「あたりまえの感覚」でいることがぼくには大事に思える。
「あたりまえ」をとことん研ぎ澄ますようなのがいい。

そういう意味では、「マーチ」というよりロックのミディアム・テンポの曲が疲れた精神のカンフル剤になったなあ。
と、そんな記憶がある。

でも最大の前提があるよね。
「なにかをしようとしていること」
それがなかったら集中のしようがないよ。

あ、そうそう。
書く前にバッハを聴く。これはある作品の時必ずします。


 < 過去  INDEX  未来 >


にしはら ただし [MAIL] [HOMEPAGE]