| 2004年11月19日(金) |
バンブー茂の解散に寄せて |
大好きだったバンド、「バンブー茂」が解散することになりました。 彼らの公式ホームページでは、プロダクションサイドからと、彼ら名義とで声明が出され、メンバー三人からのメッセージも掲載されています。
「解散」 というのはどんなグループにもつきもののこと。ショックはあって当然だけれど、「再生」というイメージでしか、ぼくは「解散」を見ないことにしています。
二十歳前のいちばんのショックは「はつぴいえんど」の解散でしたけれど、その後、メンバーそれぞれが新たに活動を切り開いていったし、そのことによって「はつぴいえんど」というバンドは「不朽」になっていきました。
もうひとつ。京都で70年代初頭に青春を過ごしたロック少年なら誰もが、どきもを抜かれっぱなしだった「村八分」の解散もありました。 こちらは不思議と「そうだろうな」とすぐに納得しました。デッドエンドの匂いというか、爆発してしまった余韻のようなものはわかりましたから。 それに、いつ空中分解してもおかしくないような危険な雰囲気はずっとありましたからね。
ジャズだとメンバーの入れ替えはしょっちゅうです。パーマネントなグループというイメージはピアノトリオに多いぐらいじゃないかな。
それと最近経験した解散では、ゴザンス編集部の解散があります。 これこそ、「その後」については、かかわった書き手一人一人の問題で、すでに「卒業」を宣言している以上、前を向く以外に道はありません。
で、今回のバンシゲの解散。…本当は悔しいです。 これだけ優れた曲が作れて、あんなにイカしたステージができるのに、なんでやねん!! というのが本音。 だけどファンにはわからない部分が、当然あって、メンバーの三人がこれからの活動を進めていく上でベストだとチョイスしたのが「解散」なのですから、ファンとしてはただただそれを支持し、今後もフォローしていこうという気持ちだけです。 それにつきます。
生き抜いていくために、ただ前を向いていこう、というだけですね。 そうでないのなら解散する意味はないから。
短かったけれど、とても素敵な夢の軌跡を見させてもらいました。 手もとには貴重な音源も残っています。 たぶん、ずっと聴き続けていくと思います。
メンバー三人の今後の健闘に寄り添うようにいたいですね。
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