| 2004年11月18日(木) |
I want to talk about you |
読書は一段落。自分の次の作品の下書きを始めました。 こういう場合、詩を読んだり小説を読んだりして参考にするという習慣がなくて、むしろ集中的に音楽を聴いたり絵を見たりします。
その前にぼんやりと「書きたいこと」は見えているのですが。 たぶんに「音楽的人間」なんだとも思います。
今、ぼくが興味を持っているのはクラシックではバッハとモーツァルト。ロックではマーク・ノップラーとU2、そしてバンブー茂。それと意外かもしれないけれどブリリアント・グリーンのギターの人のソロ。 なんとこのレコーディングにつきあってる面々が意外なほどに凄いから。 あ、この人はこういう音楽性なんだ、と少し驚きました。
そしてジャズ。 ジャズが最大の関心であることには変わりなくて、ハード・パップの頃を集中的に聞こうとしています。 それはジャズメンたちのダークサイドとも関連していて、酒とドラッグから立ち直り始めたころ、つまり恢復期のマイルス・ディヴィスとジョン・コルトレーンに、いぶし銀のような名演があって、それを探し出しては聞いています。
時期で言うと1960年前後。 コルトレーンは一度マイルスのところをクビになって、放り出されてから、天才が本気で駆けだしたところがあります。復帰してからは凄いですからね。
その前にマイルス自身がヘロイン中毒に苦しみ抜いていたから、コルトレーンの苦しみも駄目さ加減も理解できて、何とかして目覚めさせようとしていたんじゃないかなあ。そんな気がします。 なんせ、才能は抜群なんだから。
今日の日記のタイトルはコルトレーンの「ソウルトレーン」に収められた曲。 この録音が1958年。闇が晴れだしたような素晴らしい演奏を聴かせます。 バックはプレスティッジ時代、そしてマイルスのコンボでも苦楽をともにした(ほんとにそんな感じなんですよね)レッド・ガーランドのトリオ。 ガーランドのピアノもリリカルでいいですねえ。
コルトレーンのバラードといえば、インパルスに残された大傑作「Ballad」が定番ですが、それ以前からの素晴らしいバラード・プレイも残されていて、 I want to talk about you もそんな曲の一つ。さらに「ソウルトレーン」にはTheme for Ernieというすばらしいバラードが入っています。
ちょうどマイルスやコルトレーンが闇から光へ出て行く頃。 しばらくはそこに焦点を当てて聞き込みたいと思っています。
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