散歩主義

2004年11月11日(木) 雨の日の読書

朝、一度強い雨が降りました。ちょうど午前5時前ころかな。それが小やみになったところでハナを散歩に連れ出しました。そうしているうちに雨があがって、お昼前から、今度は強く降り出しました。そのまま終日雨です。

雨だけれど寒くはなくて、気温も湿度もいい具合のようにおもえました。
ここのところ近畿地方は乾燥気味な上に、少し暑いくらいだったので。
だけど、そのために台風の被害に遭われた京都北部での復旧作業は急ピッチで進んだようです。

読書をしています。
集中的に読む対象として大江健三郎さんを選び、ずっと読んでいます。「古い本」として夏目漱石をゆっくり読んでいます。
そして、さらにイギリスの詩人を一人読もうと決めています。

大江さんの著作にも漱石氏の著作にも出てきますし。以前から誰かひとりと決めて読もうと思っていました。
ジョイスになるかもしれませんが、白紙です。それほどイギリスの詩人に知識があるわけではないので。知っていても数人しかいませんから。
あるいはフランスの小説家になるかも。

今日は「静かな生活」を読み継ぎました。「語り手」は大江さんの娘さんという設定です。最初はその設定をのみこんで読んでいたんですが、ついそれを忘れて大江さん本人だと思いこんでしまって、「スカート」という単語があらわれて、あ、いかんいかんと思い出す始末。だめだめ。ひたすら苦笑…。
(書いておられるのはもちろん大江さんですが)

「祈ること」。家庭の生活を通じてそれが、ゆっくりと見えてきそうです。いまのところ、ぼんやりと浮かんできています。ぼんやりとしていて、しかし確かなものとして。
「静かな生活」という短編の連作はとても素敵です。この本は大好きだな。

ここでも時間のタテと場所のヨコが交差しています。そういう意味でもとても刺激を受けました。だけど、それよりもなによりも書かれていることが素敵です。
全部読み終えたら、感想も書きたいですね。

他の「最近の作品」への入り口にもなりうる作品だと思います。
これを読んでから、前にいったり後ろに行ったりすると面白いかもしれませんね。
並行して「宙返り」をまだ読んでいますが、さらに並行して「燃え上がる緑の木」を読むかも。

時間をかけて読んでいきます。


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にしはら ただし [MAIL] [HOMEPAGE]