簡単な記事だけれど「モノカキ」の人や編集人には見逃せない記事が、今週号のサンデー毎日に掲載された。
「ブログから本が生まれた」 というのがタイトルで、紹介されているのはアメーバブログである。 「ネットから本が生まれる」というコンセプトはすでにゴザンスのほうで先行していて、ぼくの「光函」はまさにそんなシステムだからこそできた本だった。
ゴザンス編集部が解散して、オンデマンド出版のネオブックスも停止した状態の中で、あらたにそんな指向を持ったブログを運営する主体として浮上してきたのが、アメーバブログ(通称:アメブロ)である。
現在、ぼくもアメブロに「in paradisum」というブログをつくり、ほとんどの新規原稿はこちらにアップしている。
それは、「本を作る」という明確なゴールを設定しているブログ運営母体があることが大きく影響しているのは間違いない。
月ごとに「優秀な」ブログには賞金が出るし、ブログ内のランキングも自分のブログのサイドにきっちり出る。 この仕組みについては、全く無頓着で、ほとんど見もしないんだけれど、「本を作る」ということを宣言している姿勢に共感して参加しているわけだ。
10月末に出された山川健一さんの「イージー・ゴーイング」が最初の本なのだけれど、本の流通に関して、取り次ぎを通さない流通を目指しているのもおもしろい。 山川さんの本が旗印になって、新しい本の出版がこれから続いていくのだと思う。
オンデマンドの出版はまだまだ流動的で、昔からの自費出版の会社も健在。そんななかでのアメブロの登場は一石を投じることになるだろうか。 参加したものとして注目していきたい。
ところで
昨日、「炎樹」という短い作品をアップしたので、今日はまた草稿のたちあげ。 といっても、ずっと一繋がりの物語でもあるので、登場人物や場所はだいぶ限定されてきています。水平な部分に何本の垂直の柱を立てるか。そんなイメージで書いていきたいと思います。
「漱石全集」は三巻から。京都が舞台の、あの作品から読んでいます。 明日はまた違う文庫本が到着予定。たぶん「積ん読」になると思いますが、もったいないのでさっさと読もうかとも。
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