読みながら、書きながら、であります。 読んでいるのは「ポロポロ」・田中小実昌さんと「目まいのする散歩」・武田泰淳さん。
二冊とも「ずんっ」ときました。「ポロポロ」のほうはただいま感想文を執筆中です。凄い本でした。
武田さんの本の「散歩」も、実は「ポロポロ」にも通じるものがあって、この作品がエッセイなのか小説なのか散文なのか判然としません。 ずいぶん古い作品だけれど、とても新しいです。 (「ポロポロ」はもっと根源的)
散歩を語る文章の特徴をいうと、いきなり内に向いていかないんです。常に「他者」が存在する。散歩道に自分がいて、他者がいる。その関係性がつねに意識にのぼり、そこから派生的に思考の枝が伸びて、最後にまた散歩道へ戻ってくる。基本的にはその繰り返し。
「他者」との関係のなかで自分があぶり出しになり、それを見つめる「自分」がいる。しかもその自分と他者の関係が時間と土地と記憶を巻きこみ、ラディカルな部分まで思考が広がっていくという。実は「壮大」な散歩です。
うーん、本に没頭といきたいところですが、こういう読書体験をとおしての作品づくりをしていこう、と。 「超掌編」というよりも「散文」?と、いうよりも「短文小説」をひとつ。舞台は上七軒です。もうひとつは「温かい雨」の第8回。これはゆっくり書きます。
その前にゴザンスの新しいテーマと「ポロポロ」の感想文を書きます。
頑張るべし!!!
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