頼んでいた本が到着。村上春樹さんの久々の作品についての意見や小説への考え方が読めました。
今、アメリカでハルキ・ムラカミを読んで、ムラカミのような小説家が登場しつつあると言います。 彼のいう「小説という制度の解体」や「うなぎ説」。もういちどしっかり読んでおかなきゃ。
春樹さんはもちろんジャズが大好きなんだけど、「海辺のカフカ」のメイキングのような話の中で、「いちばん新しい音楽も聴くんだ」と書いておられた。
「カフカ」のとき、それはラディオヘッドだったのかな。このロックバンドはアメリカの若手ジャズマンにも人気で、ぼくの好きなブラッド・メルドーもアルバムで取り上げているほど。
ぼくはロックというのはここのところ全然聴いてなくて、ラディオヘッドも一枚だけあるけど全然聴かない。 だけど、今日、ロベン・フォードのギターを聴いて、久々に、おおロックもやええやんか、と思いましたね。ロックの「新しいCD」を聴いていいと思ったのは、ほんとうに久しぶりです。
彼はマイルス・デイヴィスのバンドにジョンスコなんかと一緒にいた時期があるから、ぼくの中ではジャズマンなんだけど、ジャズもブルースもロックも内包したギター。ゴりっとしていてかっこいいです。
さて、夜になって冒頭で紹介した本をもう一度アタマから読みなおしています。 「村上春樹が」といっても全体の九分の一。ここに登場するあと8人は全部アメリカの作家です。スチュアート・タイベックやシリ・ハストウェットの話が特に刺激的でした。
大事なことを述べているけれど、あとからもっと丁寧に読もうと思うのが、リチャード・パワーズとポール・オースター。 CDが2枚ついています。(ただし、村上春樹氏は入っていません) ある意味で、現在のアメリカを代表する8人の作家の翻訳者が作者のもとへ赴いてのインタヴューです。
読後、何か書かずにはいられなくなる本。ぼくはそうでしたけれど。
「ナイン・インタヴューズ/柴田元幸と9人の作家たち」 柴田元幸・著 (アルク)
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