| 2004年05月15日(土) |
あたらしい読書と執筆 |
今日から久世光彦さんの「謎の母」の文庫を読み始めました。併読でまだ読んでいなかったトニ・モリスンの「ジャズ」もスタート。 トニ・モリスンのセレクションが早川書房から出ていて、この「ジャズ」は未読だったのです。
「謎の母」は太宰です。登場人物もなぞらえてあるし、文体も「太宰」のように読めますね。だから敗戦の2年後の設定で、主人公=語り手は女の子。久世さんが若い女性にどう語らせていくのか、とても興味深く読んでいます。 細かな風景の描写に、詩が潜んでいて、溜息をつくことしきりです。 ちなみに、解説は川上弘美さん。これもいまから楽しみにしています。
トニ・モリスンはアメリカの黒人女性作家。ノーベル賞受賞作家です。「ジャズ」という小説は音楽の「ジャズ」を書いた小説ではありません。だから、そう思って読む人は途惑うでしょう。だけど「ジャズ」です。 ものすごく込み入った文章とリズム、速くて激しいシーンの変化…。たぶん、これは感想文の形で書きます。
で、発注した本もあって、これはとても大事な本だと思っています。これも感想文のような形でゴザンスにアップできればいいのですが、これには自信がありません。扱っている人たちがすごいもので。
詩は婦人公論の井坂洋子さんのフォーラムに投稿を続けていますが、「ユリイカ」でも選評をやっておられるので、「ユリイカ」への投稿も検討中。なんせフォロワーですからね。
ゴザンスにアップした「温かい雨」の加筆訂正も始めました。最初にやることはプリントアウト。余白にどんどん書いていきます。 なんとか時間を作って法金剛院へ行きたいのですが、なかなかいけません。
薔薇がとても綺麗に咲いてくれました。これから冬まで長い息継ぎのように花を咲かせてくれます。
外は雨です。 葵祭りで疾走した馬。引き手の男の子に頭を撫ぜられて静かにしていました。眼がとても綺麗だった。
|