散歩主義

2004年04月10日(土) N‘s jazz house  vol.2


今日はフィニアス・ニューボーン・ジュニアのNewborn Touchです。
”The Newborn Touch”
Phineas Newborn Jr.Trio

これはぼくがジャズを聞き始めたときに結構かかっていたかな。
データをあげておくと、録音は1964年、ロサンゼルス。
この人のピアノも一度聴いたら忘れられなくて、最初に聞いてからずーーっと忘れたことがない。癖があるといえばあるし、『手が四つあるのかと思わせる』ほどのテクニシャンでもあるんだけれど、歌っているんですよ、ピアノが。

わざわざニューボーン・タッチというぐらいユニークなんだけれど、とても音が強いんです。くっきりしているというか。
そして、このアルバムは選曲がとてもいい。たぶん彼の代表曲でもあるんだろうけれど一曲目の「A Walkin‘ thing」(ベニー・カーター作)は、ほんとに音が立っていて、歩きたくなる曲。
アート・ペッパー作の痺れるように素敵なバラード「Diane」。ほかにもオーネット・コールマン、カール・パーキンス、バーニー・ケッセルなんかのいい曲ばかり。

ぼくの好きになる曲の基準は、口笛で吹けそうなぐらいメロディーがいかしているということ。
明るい印象。陰影がはっきりしている気持ちよさがあって、それは9曲目のような変拍子の曲に際立っています。
歯切れがいいんですよ。

昨日のレイ・ブライアントと共通して好きなところは細かな「歌」のニュアンスがいかしてるってところです。


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