滅多にクラシック音楽は聴かないようにしています。「ようにしている」というのはツボにはまると動けなくなる怖れがあるから。 実は過去にも何度かあって、そのたびにクラシック音楽以外は何も聴けなくなったのです。
なんというか、ツボにはまるんですよ。いったんそうなったら朝から晩までクラシック。流しっぱなしです。 ベートーベン、モーツァルト、マーラー、シューベルト、ショパン、ブラームス、ドビュッシーなどなど…。それはちょっと自分でもヤバイなぁと思うぐらい、見事にはまります。
で、唯一溺れてもかまわないと自分に許していたのがバッハです。それでもそれほど聴かないようにしてはいたんですけれど。 バッハで一番聴いてきたのは「無伴奏チェロ」です。
最近、その許していたバッハに自ら飛び込み、溺れています。 大事にしていたCDがあって、もうブログのWalkxWalkには感想めいたものを書いていますが、「14canons」と「交響曲2番、3番」のはいったもの。
マルボロ・フェスティバルの40回記念のオーケスラのメンバーによるものです。 なんといっても指揮をチェリスト、パブロ・カザルスがやっているのが素晴らしい。 つい最近、モノを書くまえとか精神状態の調整に、突然これを聴きたいというものすごい欲求が押し寄せてきて、以来ずっと聴いています。
バッハが何故好きなのかなんて分析もしませんが、モーツァルトが好きな人がいるようにぼくはバッハが好きなんです。
ツボにはまって聴く時はもう耳にタコどころか、聴くのがいやになるまで止めません。 いやになったらビートルズからゆっくりと「戻っていく」という感じです。
今日も「光函」の発送作業をしているときも、ゴザンスの800字を書いているときもずっと流しっぱなしでした。
ところでその「光函」、おかげさまでいろんな方に読んでいただいています。 送るたびに問題はこれからだな、と思います。いかに読みつづけていただけるか。ひとりでもそういう人を増やしていけるか、次の作品について考え、かつ書いている日々が続きます。
突然のバッハへの欲求が、ぼくの中の何かの変化なのか自分でもこれから見極めていきたいですね。 なにかが変わったのかな……。
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