散歩主義

2004年03月18日(木) ファン

暑いぐらいだった昨日からうってかわって朝から昼に向かってどんどん気温が下がっていきました。夜からの雨は止まずに降り続け、昼過ぎにやっと陽射しが出てきました。それでももう、真冬のような寒さはありません。もう春です。

東京や静岡、また九州のほうでも桜の開花宣言がありました。京都では基準木のソメイヨシノはまだ咲いていない様です。早咲きのものは街中でどんどん咲いていますが。
沈丁花も咲いています。ほのかな香りが散歩の途中、漂っています。

昨晩、今回「光函」を出すことについて、背中を強く押してくれた方と定例の散歩をしました。その時、いつも出る話題なのですが、いかにファンを作るかだよ、という話になりました。

「光函」クラスの本を3ヶ月か半年に1冊ぐらい出したらどうかといわれて、あっとおもったのでした。そういう方法もあるな、と。
ページ数をきっちり100ページに限定して、定価1000円までの小さな本を立て続けに出していくのです。

無論、制作のお金は持ち出しになりますが、そうやって次ぎに買っていただける人を作っていってはどうか、と。

その方とは最低、一年に1冊のペースで出そうか、とは言っているのですが、オファーがない限りは自分で作り自分で売るしかないのは確かです。

あの吉行淳之介氏をして、自分の本は700人の読者がいてくれたらそれでいいんだ、と。それ以上理解者がいるというのが信じられないし、だいたい万以上売れるというのが理解できないと言わしめた本の売上。(綿矢さんの本は100万部を超えましたね。吉行さんの本もだいたい万を超える売上をしていたのですが)

実際に、ぼくの本を固定して読んでくれる人が例えば100人いるとしたら、それはそれでもうすごいことだと思うのです。それだけの人たちから支持されるということは。

今回はだから、本は200部ぐらいは最初から売れるけれど、それよりもファンをつくれよ、と。
結論としてはファンを作るには、やはりいいものを書くしかないのですね。

またねじをきりりと締めなおしたのでした。

ちなみに彼は、「光函」の中の短文というか超短篇が好みです。
一方、知人の文庫本主義者は詩が好み。
どちらも書いていかねば。


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にしはら ただし [MAIL] [HOMEPAGE]