朝の散歩の途中でも、鴉がゴミをあさっていたり、 児童公園にひらりと舞い降りたりしていると、今までにない緊張感が 漂う。
彼らの血の中にウィルスが潜んでいるとして、いつそれが人間に牙をむくかわからない状況だから。 何も起きないかもしれない。あるいは大変なことになるかもしれない。 インフルエンザウィルスの突然変異の方向までは人間には予測不可能だから。
ただ、人間の側からの積極的な方策としてはとにかく免疫系を鍛えること。 「今までになかった人類」になることぐらいしか逃げ道は無い。 しかし免疫系について誰も言及しない。
ウィルスの進化に手出しができないのならば、自らを変えるしかない。変えるというよりも強化するということ。 生きかたを変えるあるいは文明全体を見直すことまで視野に入ってくるのではないだろうか。
それで駄目ならば仕方が無いとおもう。人類の歴史はウイルスとの戦いの歴史でもあるのだから。
そんなことを考えながら鴉を見ていました。 一瞬、シュールな感覚になりながら。
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