散歩主義

2004年01月10日(土) TRIO

「TRIO」、三人編成のバンド形態です。
圧倒的に有名なのはジャズのピアノ・トリオでしょうね。
ありとあらゆるピアニストがリーダーのトリオによる音源が世に出てきました。
いちばん耳になじんでいる形態かもしれません。

今日は、ジャズ・ギターのトリオを聴いていました。これが案外少ないんですよ。
ギター、ベース、ドラムスというトリオなんですけど、ジャズ・ギターのジャンルではほんとに少ないです。

ロックの方はというと、基本形態として圧倒的にギター・バンドが多いから、トリオとしても凄いのがありました。ぼくにとってはジミ・ヘンドリックス・エクスペリアンスとクリームですね。トリオだから各パートの楽器がとにかく浮き彫りにされて、アプローチはとてもジャズっぽくなってましたけどね。

Zepにしてもジェフ・ベック・グループにしても、ギター・トリオ+ヴォーカルという感じですね。日本にもスピード、グルー&シンキという凄まじいバンドが横浜にありましたが…。

で、今日何を聴いていたかというと、ジェシ・ヴァン・ルーラーというジャズギタリストのトリオのアルバム。オランダの人です。ヨーロピアン・ジャズですね。
この人のカルテットでの演奏は聴いていたんですけど、トリオは初めてでした。

いんやー、新しい!!これがファースト・インプレッション。
こんなジャズギターは聴いたことがないかも。ギタリストじゃないからスキルの事はわからないけれど、ジャズトリオというよりも、「バンド」という感覚の一体感、つまり三人が音の塊になっていく瞬間がとてもスリリングで、前のめりになるんですよ。

ジャズで、またギターがリーダーだと延々とソロパートが続くというパターンが多いんだけれど、三人が反応しあうかたち、ジャズで言う「インタープレイ」がとても斬新に聞えてきたんですよ。
「インタープレイ」はピアノのビル・エヴァンスが始めて、確立したスタイルだけれど、ギターではこんなのは初めて聴きました。

パット・メセニーやジョン・スコフィールドは、多くの音を重ねるか、ソロかというスタイルなんです。こういう音はだしてないんじゃないかなぁ。

なんだか曲の「つかまえかた」というか、「解釈」が、大物二人には悪いけれど、世代が違うという気がしてしまいました。

実はそれはピアノにも波及しています。え、ロック?と思うようなグルーヴを平気で出すピアニスト。次は彼のCDを聴きます。感想はまた明日。

と、こんな事をやりながら本の原稿を書いています。
書いてる時は無音です。ネット未発表というか、まったくの未発表のものもいれました。

とにかく作品を書ききること。それしか考えていません。



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