| 2003年11月27日(木) |
西田幾多郎の墓/インディア・ソウル/ストリートミュージシャン/歩いている途中で |
毎晩散歩していても、気がつかないこともあるもので、特にぼくの場合は空ばかり見て歩いていることが多いから 京都中に散らばっている、さまざまな石碑を見過ごすことが多いんです。
ところが空を見ないでそういうモノばかり探して歩いている人もいて、いつも同じ道で出会うその人から「西田幾多郎の御墓をご存知ですか?」と問われてしまいました。
妙心寺の塔頭のひとつにあるんです。 いつもその脇をすっと通りすぎていて、ぜんぜん気がつかなかったんですね。 おそらく近代日本を代表する偉大な哲学者の御墓が禅宗の総本山にあるとは。 ふーむ……。
で、それとは別に今、探している音楽のジャンルがあるんです。 きっかけはジャズ・ピアノの上原ひろみさんを紹介していたテレビのドキュメント番組。 彼女がボストンからニューヨークまでエレピを担いで、バスで通う道中、ストリート・ミュージシャンたちが写っていて、 たしか、今、アメリカで注目のインディア・ソウル、と言ったように聞こえたんですよ。
アコースティック・ソウルと呼ばれる人たちがいます。代表的なところではインディア・アリーがそうです。 だけど人名のインディアじゃなくてほんとの「インディア」。つまりインド音楽の要素を盛り込んだソウル・ミュージック。 それもアコースティックで。 アコースティックギターとドール(インドの打楽器)かタブラ、女性ボーカル。それともう一人ぐらいいたのかな。
なんともいえない雰囲気の音楽やってたんですよね。あれはいったいなんだ、と。 ずっと気になっています。
インド音楽には「バングラ」というのがあって(バングラディシュとはなんの関係もありません)これはインド北西部からパキスタンにかけてのパンジャブ地方の民謡と踊りのことなんです。 インドといえばこの音楽と思ってもいいぐらいです。 で、この音楽がイギリスやアメリカのインド系移民の手によっていろいろと加工され、ドラムンベースなんかも使ったりしてだいぶ変わったものとして 発展しているようなんです。 それのことかもしれませんね。
「ロード・オブ・リング」のサントラなんかにも入っているシーラ・チャンドラなんかが有名なのかな。この人は昔、イギリスで「モンスーン」というグループをやっていて、結構いい曲があったらしいんですけど、今では聴けません。 ジェフ・ベックがとりあげたNadiaの作者の音楽も聴いてみたいし。ネットでいろいろと調べているところです。
ストリートのミュージシャンといえば、最近、うちの近くの交叉点にもいるんですよ。 ぼくはじっと聴く方です。ちょっと遠巻きにしてね。 音楽がいいとか悪いとか問題外で、そこで歌っているということに打たれてしまうんです。まずね。 この表現への意欲。まずこれだよなぁ、と思います。
ぼくは音楽ではなくて「言葉」で表現を続けているけれど、原点は彼らと同じなんです。というか同じでいたい。そこからの目線を忘れないでいたいと、彼らを見て、聴くたびに思います。
わりと大きな交叉点で、南西の歩道と北東の歩道にいます。片方が女性、片方が男。これも散歩コースに折りこんでいるのです。
ストリートといえば「バンブー茂」が今度、京都駅前の広場でやるそうなんです。これは応援に行かねば。 彼らもストリートの感覚を忘れない人たちのように思えます。こつこつと自分たちに忠実に。彼らの姿勢からも学ぶ点は大きいですね。
今度のミニアルバムの「クロール」という曲。聴くたびによくなっていきます。 歌詞がいいんです。サカサイさんのギターソロも山さんの的確なショットももちろん。 だけど、どうもタケコさんの声にとらわれてしまったようです…。
さあ、明日からも歩こう!!
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