散歩主義

2003年10月10日(金) EZY RYDER

正確には”Easy Rider”と書くのをわざわざ”EZY RYDER”と書く。

今の若い子達が”for you”を”4 you”と書く「はしり」は1960年代末のジミ・ヘンドリックスがやりだしたこと。
なまった発音のまま表記してしまえというやり方。

そのことに意味をもたせて、意図的にやったのがグレイトフル・デッドの”Amerika”という表記。
これは当時のヒッピーはじめ、カウンターカルチャーの連中が好んで使ったと思う。
もうひとつのAmerica。つまりAmerikaというわけだ。

いつの時代も「ここではないどこか」というものが願われ、それは常に「ここしか無い」という着地点に辿りつく。
「戻る」んじゃなくて「辿りつく」。同じ「ここ」でも、意味が変わってしまっているんだ。

「ここではないどこか」なんてどこにもない。
だけど「ここ」は変わりつづける。
「どこか」を忘れない自分が変わりつづけるからだ。

映画「Easy Rider」の冒頭。ステッペンウルフの”Born to be wild”があまりにも有名だけど、あの映画の中で最初にかかるのはジミ・ヘンドリックスの演奏なんだ。

あとはザ・バンドとザ・バーズの歌かな。

むかし、京都に留学に来てた女のこと”nishihara”の表記をいじって遊んでたら、「それ、『にぃすぃはら』。それだめ」と笑われた。
さて、どこをどう変えたでしょう?

ぼくはぼくからは離れられない。
そんなことも、あえて信じない時期があった。
過去も抱えてまるごと前に進む
りきまなくても変わるのはあたりまえ。
わかっているのにね。

     EZY RYDER
     Ridin‘ higher…



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