夕方の散歩の時、空はまだ真っ青で 狭い路地から見上げると電線がそれを区切っていて それと平行にテレビアンテナが短い線分になって浮かんでいて その上に鳩が止まっていました。
視線を目の高さまで降ろすと右横の金木犀の垣根ががさごそ。 何かと思って目を凝らしていると雀が一羽繁みの中で動いていました。
雀、と気がつくと飛び出してきて そのまま空に飛んでいきました。 いったい金木犀の中で何をしていたのかな 花粉をかぶって香りを身体に振りかけていたのかな。
青空に雀の軌跡が残像になって 言葉がぽろり 「自由」
猫がぼくを枕にして寝てくれた 嬉しい日でありました。
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