この質問がいつもいちばん困ります。 それも相手が役所や警察ではなく、市井の会社や機関である場合。 ぼくは東京生まれです。だけど父が転勤ばかり繰り返したので兄弟みんな生まれたところが違います。
ましてや40歳をすぎていると、もちろん本籍地は自分で変えれますし、本籍地は?という問いはまったくのナンセンスです。だから精一杯、誠意を持ってその問いに答えると「京都」になります。人生のいちばん長い期間を生きている場で現在も生きている場だから。
ネットでは何でも別にかまわないのです。熊本でも北海道でも松本でも東京でも大阪でも。かすったのも含めてぼくはそのすべてで児童の時代を暮らしたことがありますから。だいたいそれを証明する必要もないしね。
ぼくのような人は多いと思うのですよ。父親が全国に支店のある会社や役所につとめている場合ね。だれもがその場所にずっと暮らしているわけではありません。 大人はいいけど、子供はまったくの故郷不在となりますね。東京?京都?大阪?全部違うし、全部そう。
ぼくの故郷は想像上の「風街」です。松本隆さんが書かれた「風街」 あ!「風街」って書けばよかった。
そんなことから、「作品市場」の出身地を「京都」に変えました。 ぼくの新しい作品は「作品市場」に掲載しています。「胡麻屋の辻」という作品です。ここだけの話ですが「胡麻屋」は京都に実在します。鬼は…どうでしょう。
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