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2003年11月22日(土)  ファインディング・プジョー406クーペ(前編)

毎度おなじみ、ちょっと前の話。(をい)
今回は2週間程前の時点から事は始まります。
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東京モーターショーのプジョー・ブースでも
人気が高かったプジョー406クーペ。
私が乗る306もそうであるように、
プジョーと言えばピニンファリーナだったのだが、
最近は206を始めとして、自社デザイナー製となり
その魅力の一端を失いつつある。

現在乗っている306に対して、全く不満はないのだが、
目標であった10年を迎えようとしていることもあり、
乗り換えるならピニンファリーナ+プジョーの
コラボレーション・モデルを望みたいところ。
その中でもひときわスタイリングの美麗さを放つのが
今回もう一度じっくり見て、せっかくだから試乗しようと
ディーラーに出掛けて行った406クーペである。

実はモーターショーの会場には、
この406の後継と目される 407 Elixir が展示してあり、
406の生産終了が近いことが暗示されていたことも
今回試乗する気になったきっかけでもある。

まず訪れたのは、この日記ではお馴染みの(笑)
ブルーライオン霧●丘。
以前訪れた時に、406クーペの中古車が置いてあったから、
新車はなくても試乗できるだろうと思ったからだ。

でも、そんな私の気持ちを裏切ることが得意な
ブルーライオン霧●丘。(をい)
こちらが試乗する気満々で行ったのに、
そういう時に限って車が見あたらないじゃん・・・。
ミニバン全盛の日本にあって、クーペは全然売れないからか、
このディーラーで406クーペの新車を見かけたこともないし、
今回は試乗できないってこと?(泣)
がっくりしてても仕方がないので、営業の方と少し話をして
まずは一般的な見積書をいただく。

無論、その見積書はなんの購入交渉もなく、
定価を基に作成した参考程度のものでしかないので
「で、買うとしたら、いくらくらいの
 値引きが期待できるのですか?」
と、とりあえず聞いてみるのはお約束。

「う〜ん、そうですねぇ・・・・・・」
と、さすがに交渉1回目の客に対しては躊躇するのか、
値段を切り出しにくそうにしているので、
「例えば、綺麗な数字になったりとかは期待できるんですか?」
と、ダメもとで●0万引きの値段を言ってみると、
「ベンツさんやBMWさんみたいに
 大きな値引きというのはできないんですが、
 頑張ってそのくらいはできるかと。」という返事。

いや、●0万引きって凄いことだと思うんだけど、
ベンツやBMWってそれ以上に値引きするってこと?(驚)
じゃあ、ベンツやBMWの希望販売価格って
あらかじめ値引き分を上乗せして高価格に設定した
ステイタスとしての見せ掛けか?(こら)

それはともかく406クーペは、ほぼ受注生産に近い車なので、
新車の試乗車を用意するのは難しいとのこと。
「う〜ん、でも試乗せずに買う程の度胸はないです。」
と言うと、中古車なら試乗車を用意できますと、
中古車販売リストを持ってきてくれた。
406クーペは4台程出物があるようだ。
右ハンドル車が2台と、左ハンドル車が2台。

外国車のことを良く知る人なら、
迷わず左ハンドル車の方を選択でしょう。
と言う訳で、左ハンドル車を試乗してみたいと伝えると、
「明日いかがでしょう?」と勧められた。(気が早っ!)
いやでも、今日来て、また明日来るもの面倒臭いので、
「いやぁ、明日雨降りそうなので遠慮しておきます。」
と逃げ口上を打ち、「試乗は来週以降の晴れた日に」
と約束をして、ブルーライオン霧●丘を後にしたのだった。

<つづく>





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