周回遅れに気をつけろ!
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2002年12月25日(水)  プジョー・ドライブ・エクスペリエンス(その3)

昨日の続きです。

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参加要領には『運転しやすい格好で』とのことだったけど、
ドライビングシューズはもちろん、
グローブ持参で気合いの入っている方もいた。
私はといえば、靴は普通のアディダス。
ソールが薄くて、かかと部分まで
ラバーが回り込んでいるタイプ。
昔は運転時には革グローブ(アレジのサイン刺繍入り)
をしてたんだけど、破れ散ってからはしていない。

午前中はスラロームの他に、2つのプログラムをこなした。

●パニック・ブレーキ
濡れた路面でのフルブレ−キング体験。



時速50km/hまで加速して行って、
よぉ〜し、フルブレーキングするぞぉ!
と気合いを込めつつ、路面をよく見てみると、
さっき撒水し始めたばかりなので、
撒水器が並ぶ列の付近しか濡れていない。(笑)

そんな路面状況じゃ練習にならないのでは?と疑いながらも、
ブレーキングポイントのパイロンを通過した瞬間に
思いっきりブレーキペダルを床まで踏み込んでフルブレーキング。
想像していたより早く止まり、停止距離は20mくらいだった。

ウェット路面ではもっと滑ると思っていたので、
濡れているラインを外してしまって、
ドライ路面でのブレ−キングになってしまったかな?
とその時は思ったが、後から思い返すと、
ちゃんと濡れた路面上で、しっかりABSを効かせながら、
滑っていたようだ。
と言うのも、私の306にはABS付いてないので、
ABSが効いた感触を知らないもので・・・。
(後のトレーニングで、はっきり知ることとなる。)



このパニックブレーキは、
ABS/ON、ABS/OFF、ABS/ONの3回行なった。
2回目はABS/OFFにしたと担当の方は言っていたが、
しっかり効いていたようだった。
3回ともブレーキングした時に、
まるで30〜40cm間隔くらいで凸凹がある路面を
走っているような(ABSを効かせつつ滑っている状態)
感覚があったからだ。
しかも停止距離も20mで一緒だったし。(笑)

3回目は路面が充分に濡れて、
進入速度も60km/hにアップしたのに、
停止距離が同じ20mだったのはなぜ?
ブレーキペダルを思いきり踏むことに
慣れたということなのだろうか?
と、すれば、早くもトレーニングの効果ありじゃん♪

●8の字走行
大小の円(直径18mと16mだったかな?)を
8の字を描くように3周まわる。



これもどのくらいのスピードを出して良いのか分からず、
1回目はできるだけパイロンぎりぎりを、
アクセル一定、ステアリング固定で
スムーズに回ることに徹した。
そしたらインストラクターの方に
「自分の車じゃないので、思い切ってやって下さい。
 もっとスピードを乗せていきましょう。
 タイヤの減りも気にしなくていいですしね。(笑)」
と言われてしまった。

ならばと2回目は、少しでもスピードを速くして
コーナーリングしてみようと焦るあまり、
旋回途中にもアクセルを開けてしまった。
当然車の姿勢がふらつき、正円を描けず、
アクセルのオン・オフもバラバラになってしまったあげくに、
大きくコースオフしてしまった。(恥)
これじゃ、だめなんだよね。
あくまで加速は、短いながらもコーナー出口から
ストレートエンドまでじゃないと。
実はこれがサーキット走行で役立つ技術であることに、
この段階では気が付かなかった私であった。
(ここで習得できなかったので、
 活用できなかったというのが正しい。(汗))



以上で午前のトレーニングが終了。
ミーティングルームに戻り、ビュッフェ形式の昼食。
4人くらいで囲む円形テーブルで食事をしながらの、
他のプジョー・オーナーとの語らいは、
オフ会みたいな雰囲気で楽しかった。

私と一緒のテーブルになったのは、
106、306、307のオーナー。
驚いたのは3人共マニュアル車ということ。
ドライビング・イベントに参加するくらいの人達だから、
驚くことでもないのかもしれないけどさ。

307のオーナーは女性で、まだ納車されたばかり。
一緒にいた106オーナーの
従兄弟にそそのかされたらしい。(笑)
熟考に熟考を重ねて307を選び、
基本設定にない内装を特別に組み合わせた為、
新車を買おうと決意してから納車まで1年かかったらしい。
(フランス本国で作ってから持ってくる為、
 契約を交わしてから納車まで半年ですって!)

《明日につづく》





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