周回遅れに気をつけろ!
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2002年12月19日(木) |
ホンダコレクションホール(その3) |
昨日の続きです。 今日の写真も、クリックすると 800×600サイズの大きい写真が見られます。
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South Wingのバイクの数には驚かされたが、 4輪展示のNorth Wingの方に展示してある HONDAが関わったF1マシンの数にも驚いた。 まさかこんなに置いてあるとは思わなかったから、 すっかり舞い上がる私。(笑) 鈴鹿サーキットの展示室の時とは大違いだ!

各マシンのディテール写真を撮りまくりたい 気持ちを押さえつつ、まずは展示してある F1マシンとF2マシンを見てまわる。 1台1台じっくり見ていったのだが、 今、目の前にあるマシンを見つつも 気持ちは次のマシンを早く見たい衝動に駆られる。 落ち着け、自分!(笑)

さすがにBARとジョーダンのマシンはなかったが、 HONDA-F1第1期と第2期のマシンがほとんどある。 今まで資料写真でしか見たことがなく、 それほど雑誌等でも取り上げられない 第2期の初期のHONDAエンジン搭載マシンである スピリット201C(1983)やウィリアムズFW09(1984)に 特に感動を憶える私であった。
 ウィリアムズFW09とウィリアムズFW11(1986) (左側に後だけ写っているのがスピリット201C)
ウィリアムズFW09のカラーリングは、 私の記憶の中にあるものと比べて 白すぎるなぁという印象を持った。 そこで、帰ってから『F1全史』で確認してみたら、 そこに載っていた写真では、 コクピット後方にまで黄色が回り込んでいる。 カーナンバーの位置やHONDAのロゴの色、 リアウィング前方補助ウィングのロゴも違う。 その雰囲気からして、展示してあったのは、 1983年の復帰第1戦を再現したマシンなのかな?
ちなみに、FW11の[ICI]のロゴの色も 『F1全史』に載っている写真とは異なっていた。 ま、普通はそんな所は気にしないんだろうけどね。(笑)

F1マシンを一通り見たところで、 写真を撮り始めることにした。 まだCARTや市販車ベースのマシンを全然見ていないが、 時間がなくなってきたのだ。
まずはマクラーレンMP4/7Aから バシバシとディテール写真を撮っていく。 よく見ると、赤白塗り分けの蛍光ピンクの部分は カッティングシートのようだ。 大きな[Marlboro]のロゴも同様の厚みがある。 耐久性を考えるとそうなっちゃうかな。 さすがにこういう所まで、実写を再現とはいかないのね。

カットを控えめに押さえても、 MP4/7A 1台を撮り終えるのに5分かかった。 ということは、残りの15台全部のディテール写真を 撮り切るには少なくとも75分必要だ。 残り時間は、あと10分。 全然ダメじゃん! それどころか、1台40秒で撮らないと、 全車の撮影できないんだけど・・・。
あ、受け付けのお姉さん達が、 マシンの埃落としの作業に入ってる! 早く出て行けということか!?(そこまで言ってないって) 急がねば!!

慌てて撮ったので、光の具合の調整とか 細かい構図の吟味とかできなかった。 無念、また次回の機会にがんばることにしよう。 今度はF1コーナーだけで2時間は確保せねば。 受付のお姉さんが怪しむ?(笑)
『螢の[出てけ]光』の曲が流れる中、 ちょっとだけ、ちょっとだけだから、と ミュージアム・ショップを覗いてみる。 (迷惑とは思いつつ、他にもお客さんいたし…) お目当てはもちろん、 ホンダコレクションホール・オリジナル・ミニカーだ。
ここのオリジナル品としてはチョロQがあるが、 こちらはF1グッズショップにも広く出回っている。 もちろん私はGET済み。 もしかして他にもあるのでは?と 秘かな期待をしていたのだ。
私の睨み通り、オリジナル・ミニカーはあった。 エブロ製 1/20 HONDA RA301 F1グランプリ特集11月号に掲載されていたものを ホンダコレクションホールに展示してあるマシンと 同じディテールに変更したバージョンだ。 価格は通常版と変わらず¥9800 限定2000台。
ノーズ上面の穴がなく、フロントウィング(整流版?)に 追加ブレードがないタイプ、 コクピット後方のロールバーの色が白、 などの違いが確認できた。
[限定][オリジナル]という言葉にひかれるが、 エブロ製は出来がイマイチなので、 今まで1台も購入していない。 この[RA301]は、ようやく見られるレベルになったが、 今これをここで買ってしまうと、 HONDAの歴代マシンを揃えねば!という名の下、 エブロ製の出来に不満を持ちながらも、 全部買ってしまいそうなので、ここはぐっと堪えた。 よく我慢した、偉いぞ、自分。(笑)
外に出るとすっかり暗くなっている。 まだ5時前なのになぁ。 他の客もすっかり帰ってしまって、 駐車場には私のプジョー306だけが 月明かりに照らされて、ポツンと佇んでいた。

さて、時間的にはまだ早い気もするが、 ホテルに行くことにしよう。
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やっぱり昨夜は酔っぱらって寝ちゃいました。 そうなるんじゃないかと思ってたんですけどね。 とほほ・・・。
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