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2002年11月28日(木)  社長が心筋梗塞で倒れた!(その2)

昨日の続きです。
昨日同様、専務から聞いた話を基に、
再構成しています。

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「俺の趣味は仕事。」
「俺は体が丈夫でな、風邪ですら
 めったにひかないんだ。」

普段そう豪語していた社長が倒れた。
徹夜で仕事をすることが多く、
過労で体に負担がかかったのだろう。

「あんな仕事の仕方してたら、
 その内倒れちゃうよ。」
と以前からみんなは心配していたが、
社長は一向に意に介することもなく、
その不安は突然現実のものとなった。

およそ20分程だろうか、
2階で救急隊員に救急処置を施された社長は、
担架に乗せられ、救急車へと運び込まれた。
専務も同乗する。

救急処置を施されたと言っても、
心臓が再び動き出したわけではない。
電気ショックを与え続けることにより、
心臓を強制的に動かし、
心房内の圧力を下げないようにしているのだと
救急隊員から説明された。
圧力が0にならなければ、可能性はあると。

走り出した救急車が向かった先は
品川の昭和大学病院。
途中、「今、自力で呼吸した!」
「いや、また止まった。」
そして電気ショックを与える音。
専務は気が休まる暇もない。

病院に到着すると、
心臓関係の担当という医者が出迎え、
「非常に危険な状態です。
 一刻を争いますので、
 すぐに手術に同意する書類に
 サインをお願いします。」
と何枚かの書類に渡された。
全ての書類にサインをすると、
社長は手術室へと運ばれていった。

術後に見せられたビデオによると、
心筋梗塞という心臓の病気だからといって、
開胸手術をするものでもないらしい。

まず太ももの内側を切り、
そこから先端に風船の様な物を付けた
グラスファイバーのような細い管を血管内に挿入。
患部である心臓の血管まで進ませた後、
その風船を膨らませて、
閉じられていた部分を開いてやる。

これで血液は正常に循環するようになるが、
閉じられていた患部が再度閉じないよう補強する為、
管のようなものも入れてやる。
そういう手術が行なわれたらしい。

その手術が終わったのは、およそ午前0時頃。
無事終わったようだが、手術を終えた医師は、
伝えなければならないことがあるので、
親族を呼んでくださいと、専務に告げた。

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すみません、疲れてて書き切れませんでした。
明日に続きます。





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