斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2005年12月28日(水) |
年末、ということでいろんな人と会って、たくさんの話をした |
年末、ということで、今月はいろんな人と会って、たくさんの話をした。
普段会えない人とも、ちょっと久しぶりに会いますか、ということで会う。
ここ10年間くらいの僕自身をとりまく環境は、激変の連続だった。 常に変化し続ける僕と、何年も変わらない友人たちとの関係性。 そして、連続性。
僕自身は、非連続的な世界で生きている。 僕の存在そのものが、突然変異体だし、方向性も非連続的に変える。 僕は、思い立ったら即、行動に移す。 もともと捨てるものなど何も持っていないので、方向性を変えることに躊躇はない。 個人としては、構わない。 僕の友人たちも、僕がある日突然、「オレ、決めたから」と言い出すことには慣れているのだろう。 来年も年初からまたやらかします。
連続性として、失いたくないのは、友人たちとの関係性。 常に変化をしつづける僕を「生暖かく」見守ってくれる友人たち。
他者とのつながりは、連続させていたい。
ビジネスの関係上、敵味方に分かれて戦うことはあっても、友人としての関係性は維持していきたい。 ビジネス上、オレとオマエは敵だ。 でも、友人としての関係は維持しつづけよう。
右手で握手をしながら、左手で殴りあう。
あるときは同志だけれど、あるときは敵。 それが、僕ら「傭兵」だ。
僕は、「傭兵」としてスポンサーに雇われて、戦争をする。 かつての友人とも戦う。 狭い業界で仕事をしているので、ビジネス上は敵になったり味方になったり、変化が激しい。 敵とみなせば、友人であっても容赦はしない。 徹底的に戦う。
敵として、戦うハメに陥っても、友人は友人だ。 ヤクザみたいだけど、仁義を切ってお互いに、戦う。 友人でありつつも敵だ。 僕は日本企業に勤務した経験がない。 外資では転職が頻繁なので、競合企業に勤務する友人も多い。 友人たちとの関係もビジネス上では、敵になったり味方になったり、変化が激しい。
ビジネスの世界では、オレはオマエを徹底的に殲滅する、お互いにどちらかが完全に倒れるまで戦おう、だけどプライベートでは一生仲間でいような。 ビジネスはビジネスだ。 友人は友人だ。
馴れ合いはなし。
昼間は戦争をしていて殺し合いをしている敵と明け方のバーで話す。 「もう電車で帰れるな、外が明るいよ」
年末、そんな話をたくさんした。
これからも僕は、友人たちと戦争を続けるだろう。 昼間の僕は、友人を騙し撃ちするだろう。 裏切りや謀略ではめようとするだろう。 だけど、夜の僕は誰も裏切らないよ。
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